ズッキーニの形を見るときゅうりの仲間かな?と思ってしまう人も多いと思いますが、実はかぼちゃの仲間。
ズッキーニという名前はイタリア語で「小さなかぼちゃ」という意味なんです。
6~8月に旬を迎えるズッキーニの栄養素や効果・効能をご紹介します。
栄養素の吸収をアップさせるためには、調理の仕方にもコツがありますよ。
ズッキーニは全体的に栄養素が豊富ではない
ズッキーニは、特に豊富な栄養素がないのですが、カリウムが比較的多く含まれています。
カリウムは余分な塩分を体外へ排出する働きをするので、高血圧の予防・改善に効果的。
かぼちゃよりはずっと少なめですが、βカロテン、ビタミンC、ビタミンEなどのビタミン類も含んでいます。
吸収されたカルシウムを骨に取り込むのを助けるので、骨粗鬆症を予防するのにも役立ちます。
その他、疲労回復や老化の抑制などの効能もあります。
ズッキーニの新鮮&おいしい選び方
ズッキーニは、中はしっとりとしていて、みずみずしいものがおいしいです。
- 皮の表面にハリとツヤがある
- 皮の表面がなめらかなもの
- 表面に傷がない
- 太すぎず、上から下まで太さが均一
- へたの切り口がみずみずしいもの
大きく育ちすぎたものも味が落ちます。
ズッキーニは生で食べれる野菜?
ズッキーニは、薄くスライスすれば生でも美味しく食べられるので、ビタミンCをしっかり摂取したいなというときは、生のままで食べるのがオススメです。
薄くスライスしてサラダに混ぜてもいいですね。
ズッキーニには、緑色の品種と黄色の品種がありますが、緑色の品種よりも黄色の品種の方が皮がやわらかくて匂いも少ないので、生で食べるなら黄色の品種の方が食べやすいと思います。
ズッキーニは、味にくせがない淡泊な味わいなので、炒め物や煮物などレパートリーが豊富。
夏の定番レシピではラタトゥイユが有名ですね。
イタリア料理ではズッキーニの花の中にチーズや肉をつめて、揚げたり、蒸したりして食べるそうです。
水分が多いため、1本(約150g)あたり約20kcalと低カロリーなのも嬉しいです。
ズッキーニは「油」で調理すると吸収力アップ!
ズッキーニは油となじみがよく、一緒に調理することでβカロテンなどの吸収率が一段とアップします。
特に相性がよいのはオリーブオイル!
ラタトゥイユなどの煮込み料理の際には、ズッキーニを一度油で炒めてから煮込むと、ビタミンCやカリウムの損失が少なくてすむうえ、βカロテンなどの吸収率もよくなります。
[keni-linkcard url="https://www.foodfreez.com/resipe/ryouri-begi/curry26/"]
[keni-linkcard url="https://www.foodfreez.com/resipe/danshigohan/pizza2/"]
[keni-linkcard url="https://www.foodfreez.com/resipe/oshaberi/ratatouille/"]