2015年12月15日のウワサの食卓は、菌活。
菌活とは、身体に良いとされる菌を体内に取り込み、腸を整える活動。
ヨーグルトの乳酸菌が一番整腸作用が強く、菌活に向いているとのこと。
機能性ヨーグルトと豆乳ヨーグルトが紹介されていました。
自宅で簡単に作れる豆乳ヨーグルトのレシピは必見です♪
ヨーグルトは、なぜ身体に良いのか?
腸の中には、健康維持に必要な物質を作る「善玉菌」と生活習慣病につながる有害物質を作る「悪玉菌」という腸内細菌がいて、乳酸菌は腸内環境を整える善玉菌のエサになるため、乳酸菌を摂取することで腸内の健康バランスが保たれます。
ヨーグルトの1日に必要な摂取量は、カップ1杯分ですが、毎日食べ続けることが大事。
食べるのに有効な時間帯は、食後、胃酸が中和されてから。
乳酸菌は空腹時に摂取すると胃酸の影響で腸に届きにくいが、食後は胃酸が弱まっているため腸まで届きやすいそう。
一番オススメのタイミングは、寝る前。
寝る前に食べると、朝の快便につながるそう。
機能性ヨーグルト
機能性ヨーグルトは、整腸作用・免疫力アップ・アレルギー予防などその効果が期待される乳酸菌を含むヨーグルトで、体調に合わせた菌を取り込めることができます。
LG21乳酸菌
LG2乳酸菌は、胃酸に強く、胃がんや胃潰瘍の原因となるピロリ菌を抑制してくれます。
PA-3乳酸菌
PA-3乳酸菌は、痛風の原因である尿酸値を上げるプリン体を減少させてくれる働きがあります。
R-1乳酸菌
今の季節に注目されている乳酸菌。
R-1乳酸菌は、免疫力を高め、インフルエンザを予防してくれる可能性があるそう。
他にも、アトピー性皮膚炎や便秘の改善に効果がある「LGG乳酸菌」、花粉症の予防になる「L-SS乳酸菌」、肩こり・腰痛など更年期症状の改善効果がある「ラブレ乳酸菌」などの機能性ヨーグルトがあります。
豆乳ヨーグルト
豆乳ヨーグルトは、低カロリーでダイエット効果が期待できるヨーグルト。
牛乳から作られる動物性乳酸菌は、胃酸で死滅しやすいと言われていますが、豆乳から作られる植物性乳酸菌は、腸に届きやすく整腸作用の効果が高いそう。
しかも、豆乳ヨーグルトは自宅で簡単に作れます!
豆乳ヨーグルトの作り方
1、玄米をしっかり洗い、水気を取った玄米を瓶に入れる。
2、玄米がかぶるくらい豆乳を入れる。
3、瓶のフタを締めて、最初のステップが終了。
4、夏なら1日に1回、冬なら2~3ごと日に1回、固まったら豆乳を継ぎ足して増やしていく。
豆乳ヨーグルトは酸味が強いので、サラダドレッシングに使用したり、ハチミツをかけて食べると乳酸菌が活性化され身体に良いとのこと。
アルコールは乳酸菌の効果を弱めるので、食べ合わせに気を付けましょう。
乳酸菌たっぷりのご当地料理
●滋賀の「ふなずし」
ふなずしは、平安時代から滋賀県に伝わる郷土料理で、がんの抑制に期待できるとのこと。
ふなずしから発見された乳酸菌が「SU-6」。
抗がん剤を使用すると腸内の免疫が弱まり、がん細胞が増殖してしまう可能性がありますが、抗がん剤を投与する際に「SU-6」を摂取すると、腸内の免疫力を高め、がんの進行の抑制につながります。
●長野県の「すんき」
「すんき」とは、赤カブの葉を塩を使わずに乳酸発酵させて漬け物で、食品アレルギー、花粉症、アトピー性皮膚炎などのアレルギー抑制に効果が期待されています。
●高知県の「碁石茶」
碁石茶は、お茶の葉を煮出して乳酸発酵させたお茶で、便秘改善効果が期待できるお茶。
プーアール茶と比べると、乳酸菌の量が約23倍!
さらに碁石茶は、体内の免疫力を向上させ、インフルエンザ予防の効果が期待されるそう。