2016年8月29日のあさイチは、焼き肉の日！おいしい裏技決定版！
ネギタン塩・カルビの焼き方、ホットプレートでの焼き方、レタスの温シーザーサラダ・アボカド焼き・野菜のアヒージョのかつてない野菜焼き、秘伝のもみだれレシピ、ちょい足したれ、たれピーナツアイスレシピが紹介されていました。
焼き肉店の焼き方名人が伝授！おいしい焼き方
ネギを落としがちな「ネギタン塩」の焼き方
肉を半分に折り、ネギをはさみ込む「はさみ焼き」にして肉を焼きます。
はさみ焼きをすることで、ネギが蒸し焼きになり甘みが出ておいしくなります。
片面にこんがりと焼き目が付いたらひっくり返し、反対側も同じように焼き目が付いたら食べ頃！
食べる前に１度開き、中の肉が白くなり加熱されていることを確認して下さい。
ひっくり返しすぎてしまいがちな「カルビ」の焼き方
何度もひっくり返すとそのたびに肉汁が落ち、うまみが減少してしまいます。
「ひっくり返すのは１回」がポイント。
180度ひっくり返すことなく焼き加減が確かめられる「チョイ見」をして、こんがりとした焼き目が付いたらひっくり返すタイミング。
反対側も同じようにこんがり焼き目が付いたら食べ頃！
チョイ見は、余分な肉汁を落とさないよう、肉の端を少しだけ持ち上げて焼き色を確認します。
ホットプレートの達人が伝授！「家焼き肉」のおいしい焼き方
「お店と違って家庭でやるとあんまりおいしくない」
「煙や油ハネがすごくて後始末が大変」・・・という方は必見！
ホットプレートでもおいしく焼けちゃう意外なコツが紹介されていました。
なるべく煙を抑える方法「ツーハンドレッド」
肉の脂は220℃あたりで煙化、つまり煙を発生させてしまうため、ホットプレートの温度設定は200℃がオススメ。
肉がギトギトになりにくい方法「ハーフ＆ハーフ」
肉を焼くと脂が出てきて、その脂の上に肉をひっくり返してしまうとギトギトになりがち。「焼くスペース」「ひっくり返すスペース」というように、ホットプレートを半分に区切る方法がオススメ。
なるべく脂ハネを抑える方法「クイックワイパー」
肉から出た脂を放っておくと脂ハネの原因になるため、キッチンペーパーなどで素早く拭き取ることがオススメ。
でも・・・肉の脂にはうまみもあるから全部拭き取るのはもったいない・・・
という方はもやしなどの野菜に脂を絡めて焼きましょう。
肉も野菜も一緒に焼きたい場合は「スリースペース」に区切る
ホットプレートを３つのスペースに分け、肉と野菜をそれぞれの場所で焼くのがオススメ。
その場合は、なす・ニンジン・カボチャなど水分が出にくい野菜を焼いてください。
野菜の水分が肉のスペースに流れてしまうと、肉が煮焼きのようになってしまうことがあります。
ホットプレートで簡単にできる「かつてない野菜焼き」
ふだんあまり焼かない野菜を使ったレタス・アボカド・ごぼうを使った野菜焼きレシピ。
教えてくれたのは、鉄板フレンチの達人 牧村直哉さん。
レタスの温シーザーサラダ
●材料
・レタス・・・1/2コ
・ベーコン・・・２枚
・卵・・・１コ
・シーザードレッシング（市販）・・・５０g
・粉チーズ・・・５g（焼き用）
・サラダ油・・・適量
・粉チーズ・・・１０g（仕上げ用）
・黒こしょう・・・少々（仕上げ用）
●作り方
１、ホットプレート（200℃）に油を熱し、半分に切ったレタスの断面のほうから焼く。
２、レタスの断面がきつね色になったらひっくり返す。
３、レタスの断面に粉チーズをふりかけ、ひっくり返してチーズを溶かす。
４、ホットプレートの別の場所でベーコンと卵を焼く。
５、レタス断面のチーズが溶けたらひっくり返す。
６、レタスの葉がしんなりするまで焼いたら皿に移し、その上に焼いたベーコン・半熟目玉焼き・シーザードレッシング・仕上げ用の粉チーズをのせ、ナイフとフォークで一口大に切りながら混ぜる。
７、お好みで仕上げ用の黒こしょうをふったら出来上がり！
アボカド焼き
●材料
・アボカド・・・ひと切れ
・牛肉（焼き肉用）・・・ひと切れ
・サラダ油・・・少々
・しょうゆ・・・少々
・塩・・・少々
●作り方
１、ホットプレート（200℃）に油を熱し、アボカドを両面がこんがりときつね色になるまで焼く。
２、牛肉も両面がきつね色になるまで焼く。
３、焼けたアボカドにしょうゆをかけ、こうばしい香りをつける。
４、焼けた牛肉に塩をふる。
５、こうばしく香り付いたアボカドを牛肉に乗せる。
野菜のアヒージョ
アルミ類が使えないホットプレートもあるので説明書などを確認して下さい。
●材料
・アスパラガス（３～４等分）・・・２本
・ごぼう（ささがきにする）、マッシュルームなど好みの野菜・・・適量
【Ａ】
・オリーブ油・・・４０ml
・にんにく（みじん切り）・・・５g
・たかのつめ（小口切り）・・・1/3本
・塩・・・適量
上記の分量は、アルミの器が10.5×7.5×3cmの場合
●作り方
１、パウンドケーキを焼くときなどに使うアルミの器に【Ａ】を入れる。
２、【Ａ】を入れたアルミの器をホットプレート（200℃）で加熱する。
３、【Ａ】が一煮立ちしたら、切ったアスパラガスや好みの野菜を入れ、しんなりとしたら出来上がり！
焼き肉クイズ
●「カルビ」とはどこの部位？
カルビは、韓国語で「あばら骨」という意味で、あばら周辺のお肉のことを言いますが、日本では脂の乗った肉＝カルビ、ということでりぶロースでもかたロースでも「カルビ」と言うお店があるとのこと。
●「特上」と「上」の違いは？
明確なルールはありません。
例えば、たっぷりと脂の乗った部位を「特上」、ほどよく脂の乗った部位を「上」とするお店もあれば、和牛を「特上」、輸入牛を「牛」とするお店もあります。
●焼き肉を食べるとどんな効果がある？
焼き肉を食べると幸せになれる・・・そう。
肉の脂の中にアラキドン酸が入っていて、アラキドン酸がアナンダマイドという物質に変わります。
アナンダマイドは、脳の中で「至福物質」と言われ、高揚感を増すとのこと。
秘伝のもみだれ
長野県飯田市は、人口１万あたりの焼き肉店舗数が全国第１位。
日本一の焼き肉の町にあるいちばん古い老舗焼き肉店「ねやねや」の秘伝のもみだれの分量とは？
●材料
【Ａ】
・しょうゆ・・・180ml
・砂糖・・・大さじ６
・みりん・・・大さじ１
・野菜だし（顆粒だしを水で溶いたもの）・・・270ml
・チューブにんにく・・・大さじ１
・ヤンニョンジャン（コチュジャンでも可）・・・大さじ２
上記の分量は、およそ肉1.8kg分。
【Ｂ】
・ごま油・・・少々
●作り方
１、鍋に【Ａ】を入れ、中火で一煮立ちさせる。
一煮立ちしたら冷ます。
冷凍・冷蔵保存可能！
２、肉を絡める直前に【Ｂ】を入れ、混ぜ合わせたら出来上がり！
お肉を半日～１日漬ければＯＫ！
市販のたれが大変身！「ちょい足し」たれ
たれメーカーがオススメする「ちょい足し」たれのレシピ。
●シャキシャキ食感が楽しい「キュウリだれ」
●さいの目に切ったトマトがみずみずしい「トマトだれ」
●缶詰のコーンの甘みがアクセントの「コーンだれ」
●セロリの風味が爽やかな「セロリだれ」
●たれに同量のマヨネーズを混ぜた「マヨだれ」
たれピーナツアイス
たれにピーナツバターを混ぜ、バニラアイスにトッピングしたデザート。
●材料
【Ａ】
・焼き肉のたれ（市販）・・・小さじ１
・ピーナツバター・・・小さじ１
・バニラアイス・・・適量
●作り方
【Ａ】を混ぜ合わせ、バニラアイスに乗せたら出来上がり！