2015年7月18日のジョブチューンで、うなぎを食べるときにやって欲しく
ないこと、スーパーのうなぎを簡単に美味しくする方法が紹介されていました。
たったのひと手間だけで、スーパーのうなぎがお店の味に大変身!
2015年の土用の丑の日は7月24日で、うなぎを食べる人も多いと思うので、
とっても参考になると思います。
創業105年「うなぎ川豊」の3代目店主、伊藤小澄さんは、うなぎ職人歴
20年以上のうなぎを知り尽くした職人。
そんな伊藤さんが、うなぎを食べるとき、一番やって欲しくない食べ方は、
「すぐに山椒をかけること」だそう。
うなぎの純粋な味や長年続いたタレの味を味わってから、山椒をかけて
欲しいとのこと。
うなぎは非常に栄養価が高く、脂がのっていて、その脂の消化を
少しでも良くするために山椒をかけて食べるようになりました。
スーパーのうなぎをふっくらさせるコツは?
1、フライパンで添付のタレと酒を煮立てる。
うなぎのタレ1匹分に対し、酒大さじ6が目安。
2、スーパーで買ってきたうなぎの蒲焼きを入れて、
うなぎにタレをかけながら3分間煮詰める。
スーパーのうなぎの多くは、タレが表面に塗られているだけですが、
煮詰めることで身にしっかり味が染み込み、柔らかくなるので、
簡単に美味しくなるというワケです。
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「うなぎ川豊」美味しさの4つの秘密
「うなぎ川豊」は、千葉県成田山の800mの参道に60軒以上のうなぎ屋が
並ぶ中で、行列が絶えない人気No.1のうなぎ屋さん。
その美味しさの4つの秘密を教えてくれました。
身が固くならないよう一発で仮死状態に
一発でうなぎを仕留めないと、暴れてうなぎが固くなります。
うなぎも人間や動物と同じで、暴れると筋肉を使い、乳酸などの疲労物質
が蓄積され、身が固くなり味が落ちてしまいます。
1匹をさばくのにかける時間は15秒!
イチョウの消臭効果が生臭さを消す
1日1000匹以上の大量のうなぎをさばくため、特注のまな板を使用。
100万円以上するという「イチョウ」の一枚板を使用する理由は、
毎日うなぎをさばいても生臭さが残らないからだそう。
竹串を使うことでムラなく柔らかく蒸せる
さばかれたうなぎは「串打ち」という作業に入りますが、「うなぎ川豊」
では、金串を使わず必ず竹串を使うとのこと。
竹串を使うのは、金串よりも柔らかくうなぎを蒸せるから。
うなぎのエキスが入ったタレで蒲焼き
タレにつけて蒲焼きにしますが、明治43年の創業以来、継ぎ足し
してきたうなぎの旨味エキスが染み込んだタレは、作りたてでは
出せない濃厚な味わいのタレです。