2015年6月29日のNHKあさイチは、「梅の底力」特集。
梅干しを使った幻の調味料が「煎り酒(いりざけ)」。
酸っぱくなく、さっぱりしていて深みのある味。
煎り酒は家庭でも簡単に作ることができ、すし店の4代目、
冨嶋康夫さんが煎り酒の作り方を教えてくれました。
なぜ煎り酒が幻の調味料と言われるようになったかと
いうと、醤油より保存期間が短いので、醤油の方が
主流になったためだそう。
ちなみに、皇居に隣接するレストランでは、魚をこの煎り酒で
食べることができます。
魚本来の味を楽しむことができる調味料として注目を集めている
いり酒は、実は塩分量もしょうゆの約半分でとてもヘルシー。
煎り酒は白身の刺身によく合います。
その他、冷ややっこ、おひたしなど、しょうゆの代わりとして
使うこともできます。
煎り酒の作り方
●材料(作りやすい分量)
・白梅干し(塩分18%以上)・・・2コ
・日本酒・・・2合
・塩・・・10g
・かつお節・・・10g
●作り方
1、梅干し・日本酒を鍋に入れて、アルコールを飛ばすため、
強火で沸騰させる。
この時、炎があがることもあるので注意して下さい。
2、沸騰が冷めない程度の火に弱め、酒の量が半分になるくらい
まで煮詰める。
梅干しを潰すと梅の味が濃くなるので、梅干しは潰さず煮ます。
3、日本酒が半分になったら、塩を入れ2~3分煮る。
4、かつお節を入れひと煮立ちしたら火を止め、
ザルなどでこします。
5、梅・かつお節に染み込んだ汁もしぼり、冷めたら出来上がり。
だしを作る時に使ったかつお節や梅干しをご飯にそのまま
のせて食べても美味しいそう♪
保存できるのは冷蔵庫で1週間程度。
煎り酒を作る人がちょっと大変・・・という方は、
通販で購入することもできます。
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