2015年6月29日のNHKあさイチは、「梅の底力」特集。
梅を毎日1~2個習慣的に食べると、肥満抑制や
骨粗しょう症に効果が!
梅を食べてダイエットできるなんて・・・まさに
夢のような食材ですよね。
梅の肥満抑制効果
梅を毎日食べていると太りにくいということが分かってきた
とのこと。
201人の女性を対象に、梅を食べる頻度と肥満の関係を調査。
梅干しを食べる頻度と肥満の度合いを表すBMI値から分かった
のが、梅干しをよく食べる人の方がBMI値が低く、より細身で
あることが分かったのです。
それはなぜなのか?
エネルギーを消費する筋力において、「速筋肉(そっきん)」が
「遅筋(ちきん)」へと変化するため。
動物実験でマウスに普通のエサと梅を混ぜたエサを3週間与えた
ところ、梅を混ぜたエサを食べたマウスの速筋が遅筋へと変化
したことが判明。
遅筋が増えることが肥満抑制と大きく関係しています。
遅筋は、水泳やマラソンなど有酸素運動で使われる筋肉。
この遅筋を使うときに消費されるのが「脂肪酸」いわゆる、
脂肪が消費されます。
一方、速筋は、瞬発力が必要な重量挙げや短距離走で使われる
筋肉。
速筋が使われるときには「糖」が消費されるので、直接脂肪が
燃焼されることはありません。
つまり、速筋が遅筋に変わったということは、より脂肪を消費
しやすい筋肉が増えたということ。
遅筋を使うと脂肪酸が燃えるので、梅を食べたうえで有酸素
運動をするのが効果的!
「梅」だと効能は同じなので、梅干しに限らず、梅ジュースや
梅ジャムなどでも良いとのこと。
骨粗しょう症の予防
梅干しを習慣的に食べる人は、骨粗しょう症になりにくいのでは
ないか?と言われています。
梅干しを食べる頻度と骨密度の関係について調べたところ、
梅干しを食べない人よりも、梅干しを食べる人は、
その頻度にかかわらず「骨密度が高い」という結果に。
また、YMAの値が70%未満だと骨粗しょう症の疑いがあるのですが、
梅干しを食べている人は、このYMAの値が70%を上回っています。
梅の成分が骨をつくる細胞を増やすことや、カルシウムを骨に
結びつける働きを促すことが、骨密度を高くするとのこと。
梅の塩分
厚生労働省が定めた1日あたりの食塩摂取量の目安は、
成人女性で7g未満、成人男性で8g未満。
梅干し1個に含まれる塩分量は0.5~2.2gなので、梅干しを食べる
ことで1日の塩分を摂りすぎるということはないそう。
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