2017年4月4日のNHKあさイチスゴ技Qは、春だ!外ごはんを極めたい!
メニューは、冷めてもふんわり卵焼き、冷めてもフワッとジューシーから揚げ、口のなかでほどけてゆくおにぎり、子どもが好きなおにぎりの具、ホットワインの作り方が紹介されていました。
冷めてもふんわり卵焼き
冷めてもふんわり卵焼きを作るポイントは2つ。
●材料
・卵・・・大2個
・みりん・・・小さじ2
・しょうゆ・・・少々
●作り方
1、菜箸で白身を切るように、縦に50回ほど動かし、弾力の元となる白身の塊が残り、白身が適当に分散した状態にする。
白身を切りすぎるのはNGです。
2、焼くときは強火で熱々にしたフライパンに、卵液を一気に注ぐ。
強火のままよくかき混ぜながら焼く。
熱々の目安は、卵液を垂らすと、ジュッという音が聞こえること。
熱せられたフライパンのなかで、卵の水分が水蒸気となり、卵焼きの内部に小さな空気の泡がたくさんできます。
これが、フワフワの弾力の元となります。
しかも一度に入れるため卵液に厚みができ、気泡が外に逃げ出しにくくなります。
3、8~9割方火が通ったところで、弱火にして、三つ折りにして畳んで形を整える。
火をとめ、少したったら裏返し、余熱で中まで火を通します。
卵焼きを、甘みのある黒糖のロールパンなどにはさむと、卵のほんのりした甘みがマッチして、ピクニック弁当のおともにぴったりです。
冷めてもフワッとジューシーから揚げ
時間がたっても、おいしいから揚げを作るポイントは衣!
普通の衣の材料、水、卵、かたくり粉、薄力粉に、パン粉を加えることがポイント。
●材料
・鶏もも肉・・・2~3枚
【下味(鶏肉1枚につき)】
・しょうゆ・・・大さじ1
・ごま油・・・小さじ2
・ニンニクすりおろし・・・少々
・塩こしょう・・・少々
【衣】
・片栗粉・・・大さじ3
・薄力粉・・・大さじ3
・パン粉・・・大さじ3
・卵・・・1個
・水・・・150ml
●作り方
1、卵はホイッパーでしっかりほぐし、水を加えてさらに混ぜる。
片栗粉、薄力粉、パン粉を加えて全体をしっかり混ぜる。
20分以上おき、全体をよく混ぜる。
パン粉がしっかり水分を吸って、やわらかくなったらOK!
2、鶏肉は食べやすい大きさに切り、下味をしっかりなじませる。
3、(2)を(1)に流し込み混ぜ、170度で4~5分揚げる。
衣が薄いきつね色なったら取り出して余分な油をきる。
から揚げを揚げてから、ちょっとした工夫で、味つけをお好みにすることもできます。
のり塩、コンソメ、七味チーズなど、お好みの調味料と揚げたから揚げをポリ袋の中に入れ、一緒にシャカシャカと振るだけでOK!
口のなかでほどけてゆくおにぎりの作り方
おにぎりは、にぎらない!
時間がたってもおいしいおにぎりを作るポイントは、ごはんを炊くときの水加減を少なめにすること。
水の量を5~10%少なめにしてかために炊きます。
ごはんが柔らかいと、ごはん粒どうしがくっつき、時間が経ったとき、べちゃっとしてしまいます。
そして、炊きあがったごはんは冷ましてから握ります。
炊きあがったごはんをボウルかバットに移して、扇風機や団扇などで風を送りながら、あら熱をとり、しゃもじでごはんを切るように混ぜます。
熱いままにぎると、余分な水分がおにぎりのなかにこもって、べっちゃっとしてしまいます。
また、しゃもじで混ぜることで、ごはんに粘りが出てきて、おにぎりがまとまりやすくなり、ごはん自体も甘みがでておいしくなります。
おにぎりを形にするとき、ごはんを包んだ手首のスナップをきかせ、手の中でごはんを回転、弾ませます。
名人の手の動きをスロウで見てみると・・・ごはんを回転させるように指は動き、ごはんを握ろうとはしていません。
こうすることで、ごはんが自然とまとまっていきます。
外側はまとまっていますが、中はほどよくごはん粒の間に隙間ができ、口のなかに入れたとき、ほどけていきます。
子どもが好きなおにぎりの具
●イタリアンテーストのチーズリゾットふうのおにぎり。
材料(5個分)
・ごはん・・・450g
・ナチュラルチーズ・・・20g
・モッツァレラチーズ・・・20g
・ベーコン(軽くソテーしたもの)・・・20g
・パセリ・・・4g
・塩・・・ひとつまみ
・ブイヨン(顆粒)・・・ひとつまみ
●作り方
1、ごはんは炊きたてか、冷めていれば電子レンジで熱い程度に温め直す。
2、ボウルにごはんを移し、上の材料を入れ手早く混ぜてからにぎる。
冷めるとチーズがかたまり、若干かためになりますので、ラップで包んでおくと、食べる時にしっとり感が長持ちします。
●カニカマ天ぷら×明太マヨネーズおにぎり
●ハンバーグおにぎり
市販の冷凍ミニハンバーグを使えば簡単!
にぎった後、お好み焼きのソースをかけるだけです。
●みそカツのおにぎり
一口カツに、甘辛みそをたっぷりつけ、ごはんで包みます。
ごはんにもカツにもこのみそがよく合います。
オシャレに外ワイン
お花見やピクニックで、気軽に、そして、ちょっとオシャレに外ワインを楽しむ方法です。
教えてくれたのは、世界のソムリエ、田崎真也さんに教えていただきました。
ワインと炭酸水を1対1で割れば、おいしくいただけます。
白ワインでも赤ワインでもOK!
炭酸水のほかにも、オレンジジュースや、ジンジャーエール、ビールでも1対1で割って楽しめます。
1本のワインで、いろいろな味が楽しめてお得♪
夜はまだまだ寒いこの時期に夜桜を楽しむときなど、体が温まるホットワインもオススメ。
チョコレートを溶かすと、大人の味の「究極のホットワイン」になります。
●材料
・赤ワイン・・・適量
・シナモンパウダー・・・適量
・丁字(クローブ)・・・1人分に1個
・グラニュー糖・・・適量をお好みで
・オレンジスライス・・・5mm幅を半分にしたもの(お好みで)
●作り方
1、ワインと材料を鍋に入れ、沸騰直前まで温め、保温ポットに入れる。
2、グラス(ティーカップ)に、1cm角ほどのチョコレートを入れ、ホットワインを注いだら出来上がり!