2016年6月8日のNHK ガッテンは、初夏だ!そらまめパラダイス。
そらまめには、ホクホク豆としっとり豆の2種類があって、その差は収穫の時期にあるとのこと。
ホクホク豆としっとり豆はキッチリ作り分けられているのですが、売り場に並ぶときには混ざってしまうこともしばしば・・・。
そこで、好みのそらまめの、簡単な見分け方、選び方が紹介されていました。
また、皮ごと美味しく食べられるレシピは必見です♪
そらまめの皮は食べる?食べない?
そらまめの甘み成分は、豆より皮の方が1.5倍多く含まれていて、抗酸化作用があると言われるポリフェノールは、豆より皮の方が11倍多く含まれています。
そらまめの皮には栄養がたっぷり!
食べないのはもったいない!ということで、皮ごとおいしく食べられる調理法が紹介されていました。
地獄蒸し
皮のうまみが逃げ出しにくい調理法です。
1、フライパンに薄く水を敷き(そらまめを入れた時にちょうど浸るくらい)、沸騰させる。
2、皮付きのそらまめと塩を入れる。
塩の量はお好みで。
3、ふたをして強火で3分茹でる。
香ばし天国
皮はカリカリ、中身はホクっ。
食感のギャップが楽しめる調理法です。
1、フライパンにごま油を敷き、温める。
2、そらまめをいれ、ひっくり返しながら両面に軽く焦げがつくまで炒める。
「しっとり豆」と「ホクホク豆」のベストなゆで時間
そらまめの食感は茹で時間は関係がない!とのこと。
それは、「しっとり豆」と「ホクホク豆」では、水分量やでんぷんの含有量が異なるため。 だから、茹で時間を工夫しても、どちらも同じ食感になることはないのです。
しかし、それぞれベストなゆで時間があります。
しっとり豆・・・1分半~2分
ホクホク豆・・・3分
しっとり豆のホクホク豆も、沸騰後に豆を投入し、蓋をします。
「しっとり豆」と「ホクホク豆」の見分け方
ひとつは収穫時期の早い「しっとり豆」は、豆がへその緒を通じて、栄養を受け取っている最中のため、 糖分や水分がたっぷりでみずみずしい豆。
「ホクホク豆」は、栄養補給が完了し、発芽のために糖分がデンプンに変わっているため、 ホクホクとしたジャガイモのような食感が特徴。
見分けることができれば、それぞれのベストな茹で時間が分かるというワケ。
では、いったいどうやって見分けるのでしょうか?
サヤをむいた状態で見分ける方法
しっとり豆・・へその緒との接合部が、緑色
ホクホク豆・・へその緒との接合部が、黒色
へその緒が外れて時が経つことで、酸化して黒くなるのです。
サヤの状態で見分ける方法
●サヤの色
しっとり豆・・サヤの表面が新鮮な緑色
ホクホク豆・・サヤの表面が色あせていたり、茶色
●サヤの筋(側面の縦筋)の色
しっとり豆・・緑色
ホクホク豆・・茶色
●サヤの形
しっとり豆・・小粒で、くびれが小さい
ホクホク豆・・大粒で、くびれが大きい
ワタの食べ方
サヤの内側にあるワタは、豆の栄養の一時的な貯蔵庫となっていて、甘み成分が多く含まれています。
豆が入ったサヤをそのまま両面焼きグリルに入れ、強火で10分ほど焼いたら出来上がり!
片面焼きグリルでは強火で12分ほどが目安。
中の豆も食べられます。
しっとり豆のサヤの方がワタが多くて美味しい!
そらまめくんの肉豆腐ベッド
●材料
・サヤつきそらまめ・・・4本
・絹ごし豆腐・・・110g
・豚挽肉・・・40g
【調味料】
・塩・・・小さじ1/4 (1g)
・日本酒・・・小さじ1/2
・オイスターソース・・・小さじ1/2
・コショウ・・・少々
●作り方
1、サヤを筋に沿ってきれいに開き割り、そらまめを取り出す。
2、保存用袋に絹ごし豆腐、豚挽肉、調味料を入れて、袋をくるくると回しながらよく揉み込む。
袋の端をカットする。
3、さやの上に(2)を絞り出し、その上に30秒茹でて皮をむいたそらまめをのせ、さやでふたをする。
4、両面焼きグリルで強火で10分ほど焼いたら出来上がり。
片面グリルでは12分ほど焼く。
しっとり豆のサヤの方がワタが多いのでオススメ。