2017年9月11日のNHK きょうの料理は、松田美智子の和食スタイル。
メニューは、里芋といかの煮物、肉じゃが、さつまいもの和風グラタン。
里芋といかの煮物
●材料(4人分)
・里芋・・・500g
・するめいか・・・1ぱい
・だし・・・カップ2
・しょうが(せん切り)・・・10g
・三温糖・・・大さじ2
・酒・・・大さじ3
・うす口しょうゆ・・・大さじ1+1/2
●作り方
1、里芋は傷つかないように気をつけながら、目の粗いスポンジなどでこすって流水で洗う。
2、里芋を盆ざるにのせて乾かす。
里芋は洗った後、しっかり乾かす。
乾かすと皮が薄くきれいにむける。
十分に乾いたものを紙タオルで包んでポリ袋に入れて保存しておくと便利。
冷蔵庫で1週間保存可能。
3、里芋の下から上に向かって、包丁で縦に皮をむく。
残った小さな汚れは紙タオルで取り除く。
むいた里芋は、ぬめりを残すために洗わない。
4、いかは胴と足がつながっている部分を外し、ワタごと足をゆっくり引き抜く。
胴の中の軟骨を外す。
胴の中を水で洗い、エンペラごと1cm幅に切る。
足に付いている口と目を切り離す。
足は先端を切り落とし、吸盤をしごくようにして水で洗う。
2本ずつ切り離し、食べやすい大きさに切りそろえる。
ワタは塩(分量外)をふり、アルミ箔で包んで魚焼きグリルで焼くとおいしい。
5、土鍋または厚手の鍋にだし、しょうが、里芋を入れ、強火にかける。
酒、三温糖(大さじ1)を加えて厚手の紙タオル(不織布タイプ)をのせ、鍋のふたをする。
沸騰したら弱火にし、途中で味をみて三温糖(大さじ1)を加える。
加減しながら調味料を分けて入れると味が決まりやすい。
6、里芋が柔らかくなったら火を止め、そのまま粗熱を取る。
再び弱火にかけ、紙タオルを外していかの胴、足、うす口しょうゆを加え、再び紙タオルをのせる。
いかに火が通ったら火を止める。
うす口しょうゆを加える前に、粗熱が取れるまでおくことで、里芋の中まで味がよくしみ込む。
肉じゃが
●材料(4人分)
・じゃがいも(メークイン)・・・500g
・牛もも肉(薄切り)・・・200g
・しょうが・・・10g
・ごま油・・・大さじ1
・三温糖・・・大さじ1強+大さじ1~2
・水・・・カップ2
・酒・・・カップ1/4
・しょうゆ・・・大さじ2+大さじ1/2
●作り方
1、じゃがいもは目の粗いスポンジなどを使って流水で洗う。
縦方向に皮をむき、2~3等分の乱切りにして角を薄く面取りをする。
じゃがいもと面取りしてそぎ取った細い部分を一緒に水にさらしておく。
煮崩れを防ぐ&味をしみやすくするため、面取りする。
2、牛肉は5cm幅に切る。
しょうがは薄切りにする。
3、土鍋(炒め調理が可能なタイプ)または厚手の鍋にごま油を熱し、しょうがを入れて強火で炒める。
香りがたってきたら牛肉、面取りしてそぎ取った細い部分を加えて炒める。
面取りの切れ端を煮溶かして、煮汁のとろみにする。
4、肉の色が変わってきたら火を弱め、じゃがいも、三温糖(大さじ1強)を加え、砂糖が溶けるまで炒め合わせる。
5、水、酒を加え、厚手の紙タオル(不識布タイプ)をのせ、鍋のフタをする。
フツフツとしたら弱火にし、15分間煮る。
6、味をみて三温糖(大さじ1~2)を加え、弱火で5分ほど煮る。
じゃがいもに火が通ったら火を止めて、一度鍋を冷まして煮物に味を含ませる。
7、再び弱火にかけ、しょうゆ(大さじ2)を加える。
フタをせずに、煮汁が約半量になるまで煮詰める。
味をみて、しょうゆ(大さじ1/2)を加えたら出来上がり!
さつまいもの和風グラタン
●材料(3~4人分)
・さつまいも・・・1本(400g)
・三温糖・・・小さじ2
・生クリーム・・・カップ1/2
・みそ・・・大さじ1
・ローズマリー(葉の部分)・・・2枝分
・黒コショウ(粗びき)・・・少々
●作り方
1、さつまいもは皮ごと1cm厚さの輪切りにしてから、1cm角に切る。
ボウルに入れ、三温糖をふって混ぜ合わせる。
しっとりと水気が出てくるまで、15分間おく。
2、別のボウルに、生クリーム、みそ、ちぎったローズマリーを入れ、よく混ぜる。
3、(1)のボウルに(2)を注ぎ、黒コショウを加え、手で全体を混ぜ合わせる。
4、(3)を耐熱容器に入れ、残った汁をヒタヒタになるまで注ぎ、アルミ箔で覆う。
220℃に温めたオーブンに入れ、10分間焼く。
竹串を刺してスッと通ったら出来上がり!
堅い場合はアルミ箔をかぶせてさらに10分間焼いて下さい。