2015年10月4日のこの差って何ですか?は、
「主婦が作ったおにぎり」と「プロが作ったおにぎり」の差と
「主婦が作ったサンドイッチ」と「プロが作ったサンドイッチ」の差。
今回も普通の主婦は元モーニング娘。の飯田圭織さん。
おにぎりの差
教えてくれるのは、東京北区にある「おにぎり蒲田屋」の
添野勝利さん。
ごはんの炊き方の差
普通の主婦は、炊飯器に米・分量通りの水を入れ、スイッチを押す。
でも、この炊き方は時間がたった時、お米がベタッとしてしまうそう。
プロのおにぎり屋さんは、1割ほど水を少なくしてご飯を炊く。
おにぎりにする場合、柔らかいごはんを握るとごはんの粒同士がくっついて
しまうそう。
1割ほど水を少なくして炊くと、時間が経っても美味しいご飯が炊き上がります。
具材の作り方の差
今回の具材は、ツナマヨ。
普通の主婦は、ツナ缶の油をフタで押さえて切り、ツナを塩・こしょう・
マヨネーズで味付け。
でもこのやり方は時間がたった時、ベチャベチャしたおにぎりになってしまうそう。
プロのおにぎり屋さんは、ツナの油と水分を布巾で完全に絞ります。
油を徹底的に取り除くと時間がたってもベチャベチャになりません。
そして、マヨネーズには調味料が含まれるので、塩・こしょうは入れません。
さらに、隠し味にわさびを入れます。
時間がたつとマヨネーズがぼやけてくるので、わさびを入れることによって
引き締まるとのこと。
辛みより風味を足す程度なので、お子さんにもOK!
おにぎりの握り方の差
普通の主婦は、ごはんが温かいうちにごはんをにぎる。
両手に水をたっぷりつけて、手に塩をのばしてにぎっていきます。
プロのおにぎり屋さんは、ごはんをバットなどに移して、うちわであおいで
余分な水分を飛ばし、人肌くらいまで冷ます。
そして、片手の指先だけに水をつけて、それを手全体に伸ばします。
塩は2本の指先に付くくらいで十分。
さらに、おにぎりを握るのではなく、手のひらをおにぎりを握る形にして
その中を1回2回3回、ひっくり返して1回2回3回で終了。
ごはんを軽く転がすような感じ、形を整える程度にフワッと丸型に握っていきます。
ごはんの量は80~100g(ごはん茶碗半分)がベスト。
ごはんの量が多すぎると強くにぎってしまうので、ごはん粒が潰れてしまい
固いおにぎりになってしまうそう。
また、作ってから5時間以上後に食べる場合は、完全に冷めてからラップを
して水分をキープするのが鉄則!
サンドイッチの差
今回のメニューは、たまごサンド。
教えてくれたのは、サンドイッチ専門店「三桂サンドイッチ」の坂井祐治さん。
たまごの下ごしらえの差
普通の主婦は、ゆで卵の白身と黄身を分けて、白身だけを細かくみじん切りに
する。
ボウルに入れて、塩・コショウ・マヨネーズで味付けし、黄身をつぶしながら
よく混ぜる。
でも、この作り方だとたまごの食感が悪くなってしまうそう。
プロのサンドイッチ屋さんは、たまごスライサーを使ってたまごをスライス。
横1回、縦1回スライスすることで、たまごを均一にカットすることができ、
サンドイッチ全体が同じ食感になります。
そして、スライスしたたまごに塩・こしょう・砂糖・マヨネーズで味付けし、
たまごを崩さないようにサックリを混ぜる。
たまごののせ方の差
普通の主婦は、パン全体にバターを塗り、たまごを均等にのせる。
でも、こののせ方では、食べた時にたまごがはみ出てしまうそう。
プロのサンドイッチ屋さんは、たまごにマヨネーズがかかっているので
たまごの味を損なわないようにバターなどをパンに塗らず、そのまま
たまごをのせていく。
さらに、中心にこんもりと盛るようにのせていくと、食べるときに
こぼれないとのこと。
サンドイッチの切り方の差
普通の主婦は、具が出ないように早く切る。
でも、この切り方だとサンドイッチが潰れてしまうそう。
プロのサンドイッチ屋さんは、左手は添える程度にして、包丁を斜めに
あてて切り込みを入れていきます。
時間をおいて食べるときは、ラップで包んでおくとパサパサせずに
美味しく食べることができます。
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