2016年7月19日放送の林修先生の今でしょ講座は、科学の力でオムライスを家庭料理を名店の味に近づける!
教えてくれるのは「ロジカルクッキング」の著者、水島弘史先生。
誰でも簡単に作れるふわトロオムライスの作り方は必見です♪
オムライス
目指す味は、たいめいけんの「タンポポオムライス」。
美味しさポイント①
ふわふわトロトロ、玉子の半熟感。
タンポポオムライスは、チキンライスの上にふわふわのプレーンオムレツが乗った状態。
美味しさポイント②
一粒一粒の水分量が完璧なチキンライス。
ケチャップ色のご飯は一粒一粒がツヤツヤした輝きで、チキンライスが均等にほどけるしっとりとした食感。
程よく水分を飛ばして、パラパラさせすぎないのがポイントです。
●材料
【ケチャップライス】(4人分)
・お米(無洗米)・・・2合
・玉ねぎ・・・1/2個(みじん切り)
・バター・・・大さじ2
・鶏もも肉・・・1/2枚(1~2cm角)
・マッシュルーム・・・4個(スライス)
・グリンピース・・・20g
・トマトケチャップ・・・大さじ6
・塩・・・少々
・こしょう・・・少々
【オムレツ】(1人分)
・卵・・・3個
・炭酸水・・・25ml
・砂糖・・・小さじ1/2
・塩コショウ・・・少々
・バター・・・10g
・クッキングシート
生米を油で炒める
お米を油でコーティングすることによって、膜ができて水を含みにくくして、中のでんぷんが出にくい状態にします。
そうするとお米を炊いても水分を吸収しにくいので、ベチャッとしたチキンライスになりにくい。
1、バターで玉ねぎを中火で3分炒める。
2、(1)に生米を入れて30~40秒、お米に油を絡めながら、お米の表面が温かくなるまで炒める。
3、(2)で炒めた米を炊飯器に入れて炊く。
水の量は米と同量(普通に炊くより少なめ)。
ご飯より先にケチャップを炒める
ケチャップの約7割が水分なので、そのままご飯に混ぜるとベチャッとしてしまいます。
さらに、ケチャップはうま味成分が豊富なので、炒めるとうま味成分のグアニル酸が増加!
4、フライパンにサラダ油(分量外)を入れて熱し、鶏肉を加えて炒めたらマッシュルーム・グリンピースを加えてさらに炒める。
5、(4)の具材をフライパンの端に寄せて、ケチャップを入れてケチャップの水分を飛ばすように炒める。
フライパンに直接ケチャップを入れると水分が蒸発しやすい。
6、(5)に(3)で炊いたご飯を加えて切るように混ぜる。
ご飯全体のケチャップの色が付けばOK!
練るように混ぜるとお米が潰れてしまう。
溶いた卵に「炭酸水」を入れる
卵3個あたり25mlの炭酸水を入れるのがポイント。
7、ボウルに卵・塩・コショウ・砂糖を入れ、白身と黄身を切るようにしっかり混ぜ、焼く直前に炭酸水を加えて軽く混ぜる。
火を付ける前にクッキングシートをフライパンに乗せる。
バターを中火で溶かして、炭酸水を入れて溶いた卵をを入れて半熟になるまでかき混ぜる。
卵の底と端が固まってきたらフライパンから出す。
この時、クッキングシートの両端を持って丸め、余熱を利用して玉子を固めるのがポイント。
8、余分なシートを切って、チキンライスに乗せやすくする。
9、チキンライスの上にオムレツを乗せたら出来上がり!