2015年6月13日のジョブチューン、
超一流農家&漁師 旬の食材ぶっちゃけランキング
1位は水なす。
通常のナスに比べ、皮がやわらかく、アクが少ないため、
生でも食べられる今が旬の水ナス。
中でも、大阪府の泉州地域で作られる泉州水ナスは、
みずみずしくフルーティー。
また泉州水なすで漬けたぬか漬けは、高級食品として
贈答用としても人気。
そんな泉州地域で祖父の代から3代、水ナスを作り続けて
いる水ナス農家の中出庸介さん。
そして、水ナスのぬか漬けを作っているのが、弟の中出達也さん。
ぬかと塩にもこだわった達也さんのぬか漬け「特選水なす漬」は、
泉州の中でも最高級品なんだそう。
水ナスの中で栄養価が高いものの多くには、傷があります!
水ナスに傷がある方がポリフェノールがたくさん含まれていて
栄養があるとのこと。
水ナスは皮がすごく薄いので、葉っぱに当たるだけで傷ができます。
傷ができるとその傷を修復しようとするので、ポリフェノールが
高くなるというワケ。
ポリフェノールには、抗酸化作用による老化の防止、
血液をサラサラにして脂肪燃焼を促進する効果があります。
水ナスのAランクとBランク
傷があって、形の悪いものがBランク。
Bランクの水ナスはスーパーにも置いてあります。
傷がなくて、形の良いのがAランク。
Aランクの水ナスはほぼ100%漬け物になります。
水ナスは、7~8月が収穫量は多いが、実は6月が
まさに旬!
暑くなりすぎるとナスのお尻がボケてくる、いわゆる
「ボケナス」は、表面にツヤがなくなってくるそう。
これが「ボケナス」の語源になっていたとはビックリ。
ボケた部分は漬物にするときには味が染みませんが、
火を通したら全然問題ないとのこと。
水ナスを美味しく食べる切り方
輪切りにすることが多いナスですが、ナスの繊維は縦なので、
縦切りにする方が美味しく食べられます。