2015年6月15日のヒルナンデスは、最近話題の「乳和食レシピ」。
牛乳を和食に使うのがブームになっています。
ヘルシーなイメージがある和食ですが、味噌や醤油を
多く使うため、塩分の摂取量が増えてしまいがち・・・。
味噌や醤油などの調味料を減らし、その代わりに牛乳を使って
和食を作るのが「乳和食」。
塩分が大幅にカットできるだけでなく、カルシウムが大幅にとれる
ことが大きなメリット♪
さらに、牛乳のコクで旨みもアップ!
そんな乳和食の中でも、塩分を大幅にカットできる
乳和食レシピをご紹介します。
教えてくれたのは、栄養管理士でもある乳製品のエキスパート、
雪印メグミルク広報部の重原さおりさん。
乳和食 レシピ
みるくけんちん汁 レシピ(塩分52%カット)
牛乳の旨みやコクが塩分を補ってくれるので、
味噌の量が減っても物足りなさが全く感じられない
美味しさに仕上がります。
●材料(4人分)
・もめん豆腐・・・80g
・ごぼう・・・50g
・にんじん・・・40g
・れんこん・・・50g
・生しいたけ・・・2枚
・水・・・400ml
・だしの素・・・小さじ1/2
・みそ・・・大さじ1と1/2
・
●作り方
1、ごぼうやにんじんなどの野菜を食べやすい大きさに切って、
炒める。
2、全体に油が回ったら、水を加える。
だしと味噌の量が通常の半分ほどでOK。
3、だしの素を加え、10分程煮る。
4、野菜に火が通ったら、一口大に切ったもめん豆腐を入れ、
味噌を投入。
5、牛乳を注ぎ、約1分間煮たら出来上がり!
ツナトマトのミルクそうめん レシピ(塩分55%カット)
めんつゆの量を半分しにて、その分を牛乳で補います。
すごくさっぱりして、サラダ感覚で食べられるNewタイプ
のそうめんです。
●材料(4人分)
・そうめん・・・300g
・トマト・・・2個
・ツナ缶詰(油漬)・・・2缶
・しその葉・・・8枚
・ゆで卵・・・2個
・めんつゆ(3倍濃縮)・・・大さじ2
・
●作り方
1、トマトを一口大に切り、トマトと和える。
2、ゆがいたそうめんに、ツナトマト、大葉、ゆで卵をのせる。
3、めんつゆと牛乳を混ぜたらつゆの出来上がり!
牛乳が苦手な人も飲みやすい「雪ミルク」
タンパク質やカルシウムが豊富で、栄養満点な牛乳。
日本人が牛乳類を飲む頻度は、
32.6%の人が毎日飲む、13.9%の人が週に3~4日飲む、
11.6%の人が週に1~2日飲むそう。
一方で牛乳が苦手・・・という人も少なくないですよね。
その理由は、味にクセがある、飲んだあと口に残る、
ニオイが嫌いだ、など。
でも、牛乳嫌いな人も飲みやすい特別な牛乳があるとのこと。
それが、「雪ミルク」。
北海道・東北・関東限定の牛乳です。
すっきりした味わいで、クセがなく、搾りたてのミルクのような
風味が特徴。
普通の牛乳と雪ミルクの違いは、「殺菌温度」。
牛乳は生乳を殺菌して作られていて、日本の牛乳の約90%は130℃2秒間
という超高温瞬間殺菌。
高温で加熱するため、タンパク質の香り成分が強くなり、
牛乳特有のニオイが発生します。
一方、雪ミルクは、75℃で15秒間殺菌する「シルキーミルク」製法
という独自の製法でニオイや粘つきを抑えたクセのない飲みやすさ
になっています。
飲み口がキャップになっているので、冷蔵庫で横にして保存できる
のも便利です。