2015年8月23日の林先生が驚く初耳学 土井善晴さんの出題はレモン。
レモンを切る前に30秒転がしてから搾ると激的に美味しくなるとのこと。
揚げ物などに添えられるレモンは、さっぱりとした酸味が加わることで
油っこい料理を食べやすくしたり、代謝を上げ、消化吸収を促すクエン酸
が豊富に含まれていて、夏バテ対策にも非常に効果的。
レモンを搾るとき、搾り器を使う人も多いと思いますが、
力任せにグリグリ搾り出そうとすると、周りにある白い部分から
苦味が出てしまいます。
レモンは白い筋の部分に「リモノイド」という苦み成分を含んでいる
ので、この苦みが一緒に搾られてしまうのです。
苦みがなく美味しいレモンを搾る方法
カットする前にレモンをまな板に置き、レモンの上に両手を置きます。
そして、両手でコロコロ転がします。
ポイントは、レモンに少し体重をかけて、全体をまんべんなく30秒
転がすこと。
レモンは、皮を果肉が隙間なく密着していますが、レモンをコロコロ
転がすことで、ほどよくほぐれて皮と果肉の間に隙間ができ、苦味成分
が出ないので、レモン本来のスッキリとした味わいになります。
しかも、レモンを手で搾ろうすると、なかなか果汁が出てこないですが、
30秒転がしたレモンを手で搾ると、軽く握っただけで噴き出すように
果汁が出てきます。