2016年5月5日のあのニュースで得する人損する人は、掃除&料理の家事万能芸人、家事えもんが作るかけ算学校給食レシピ。
食材の旨みを100%生かした7個のテクニックとは?
メニューは、アジバーガーとピーマンポタージュ。
アジバーグ(アジ×ニンジン)
調味料をほぼ使わず、子どもたちが苦手な、魚、ニンジン、トマトの素材の旨みを生かした
家事えもん特製アジバーガー!
●材料(2人分)
・アジ・・・120g(三枚下ろし)
・玉ねぎ・・・50g
・小麦粉・・・30g
・ニンジン・・・1本分
・サラダ油・・・適量
【トマトソース】
・玉ねぎ・・・50g
・トマト・・・1個
・コンソメ・・・1g
・サラダ油・・・大さじ1/2
・ニンジンの汁・・・大さじ1
【アジバーガー】
・バンズ・・・1個
・千切りキャベツ・・・適量
●作り方
1、みじん切りにした玉ねぎを、通常のハンバーグと同じように炒め、粗熱をとる。
2、ニンジンはすりおろし、ガーゼなどでしっかり絞って汁をとる。
3、絞ったニンジンの実をほぐし、小麦粉を混ぜて、よくなじませたら「ニンジン衣」が完成。
家事えもん流!子供の苦手克服7大得ワザ①
「ニンジンは実と汁に分け衣として使う」
4、三枚におろしたアジを包丁でたたく。
残っている小骨も一緒に砕いて潰していく。
家事えもん流!子供の苦手克服7大得ワザ②
「魚の骨が苦手な子どもも安心。小骨は包丁でたたいて砕く」
5、ミンチ状にしたアジに、粗熱を取った玉ねぎを混ぜ、先ほど絞ったニンジンの汁を入れて練る。
6、(5)をハンバーグのような四角い形に成型し、ニンジンの衣をつけ、たっぷりのサラダ油で揚げ焼きにする。
これで、アジバーグが完成!
家事えもん流!子供の苦手克服7大得ワザ③
「ハンバーグの形は四角にして、たっぷりの油で揚げれば、魚のにおい解消」
四角い形にするとフライパンに当たる面が多くなるので、香ばしくなり、魚のにおいを感じずおいしさを感じる。
油を使うとニンジンのカロチンの吸収も上がります。
6、トマトソースを作る。
トマトを適当なサイズにざく切りにする。
7、玉ねぎのみじん切りを炒め、切ったトマトを加えてさらに炒め、先ほど絞ったニンジンの汁を加える。
家事えもん流、子供の苦手克服7大得ワザ④
「トマトを加熱してニンジンの汁を入れれば酸味が無くなり甘味がアップ」
トマトにはうま味成分「グルタミン酸」が豊富。
トマトは炒める事で、トマト独特の酸味を飛ばし、旨みと甘みだけを引き出す事が出来る。
また、ニンジンの汁を加えることでソースにより甘みが加わります。
8、コンソメを入れて、トロトロになるまで煮詰める。
トマトと玉ねぎの旨みで作ったトマトソースが完成!
9、アジバーグにソースをかけ、千切りキャベツと一緒にパンではさめば、アジバーガーの出来上がり!
ピーマンポタージュ(ピーマン×じゃがいも)
ピーマンの苦みとにおいを最小限に抑え、しらすのクルトンが味のアクセントになったポタージュ。
●材料(2人分)
・玉ねぎ・・・35g
・ピーマン・・・10g
・じゃがいも・・・100g
・サラダ油・・・小さじ1
・バター・・・10g
・コンソメ・・・大さじ1/2
・豆乳・・・200ml
・水・・・170ml
【しらすクルトン】(2人分)
・しらす・・・10g
・粉チーズ・・・6g
●作り方
1、千切りの玉ねぎと、縦に千切りにしたピーマンを炒める。
バターを入れ、じゃがいもの千切りも加えて炒める。
家事えもん流!子供の苦手克服7大得ワザ⑥
「ピーマンを繊維に沿って切れば苦味を抑えられる」
ピーマンには縦に繊維が走っており、熱を通す前にその繊維を切ってしまうと苦みが出てしまいます。
家事えもん流!子供の苦手克服7大得ワザ⑤
「ピーマンとジャガイモを一緒に炒めて苦味を抑える」
ジャガイモのデンプンによる甘みが、ピーマンの苦みを抑えてくれます。
2、野菜にしっかり火が通ったら、水と豆乳を加え、コンソメで味をつけて煮込む。
3、粗熱をとり、フードプロセッサーにかける
4、しらすクルトンを作る。
しらすに粉チーズをよく混ぜ、一口サイズに広げて焼く。
家事えもん流!子供の苦手克服7大得ワザ⑦
「しらすの塩味とうま味でピーマンのにおいを抑える」