2016年3月10日のあのニュースで得する人損する人は、掃除&料理の家事万能芸人、家事えもんのかけ算レシピ。
今回は、元フジテレビアナウンサーの本田朋子さん宅を訪問。
かけ算レシピのメニューは、タケノコ×ピーナツバターで特製たけのこご飯、いちご×片栗粉で生八つ橋風デザート。
その他、タケノコの簡単下処理法や鶏むね肉がジューシーに仕上がるテクニックも教えてくれました。
家事えもん流タケノコのかんたん下処理法
●材料(タケノコ1個分)
・生タケノコ・・・1個
・米のとぎ汁・・・タケノコが浸る程度
・鷹の爪・・・2かけ
●手順
1、タケノコの皮はむかずに、タケノコが反ってる側の先端をを包丁で斜めに切る。
タケノコの先端を斜めに切ることで、火が通りやすくなり、アクも出やすくなる。
2、タケノコを縦に、切れ目を入れる。
包丁の根元を垂直に1cmほど、タケノコに差し込むとOK。
3、圧力鍋にタケノコを入れ、エグみを取るための鷹の爪と米のとぎ汁を加える。
鍋のふたをしめて、圧力鍋で15分煮込む。
お米のとぎ汁がアクを出してくれます。
普通のお鍋を使う場合は、約1時間煮込む。
4、あら熱をしっかりとって冷ましたら、ゆであがったタケノコを水でよくすすぐ。
これでタケノコの下処理は完了。
5、(2)でタケノコの切れ目を入れた部分に、ぐっと指を入れて皮をむく。
むね肉をやわらかジューシーにするテクニック
むね肉をやわらかジューシーにするための下ごしらえ。
●材料(鶏むね肉1枚分)
・鶏むね肉・・・1枚
・塩・・・少々
・お酒・・・大さじ1
・砂糖・・・小さじ1/3
●手順
1、つまようじで、むね肉を何ヶ所か刺していく。
2、むね肉をビニール袋や保存袋に入れて、ここに塩、お酒、砂糖を入れる。
砂糖には、水分を外に逃がさない保水効果がある。
台所に置いておいた砂糖が、湿気を吸って固まりやすいのはこのため。
保水効果で鶏むね肉にしみこんだお酒をキープして、よりジューシーな味わいになる。
3、この状態で10分ほどおき、むね肉に水分を吸わせる。
家事えもん特製タケノコご飯(タケノコ×ピーナツバター)
家事えもんが、東南アジアの家庭料理・カオマンガイという、ゆで鶏と鶏のダシで炊いたご飯をベースに考えたレシピ。
●材料(2~3人分)
【タケノコご飯の材料】
・米・・・3合
・しょうが・・・15g
・鶏ガラスープの素・・・大さじ2
・生タケノコ・・・400g(水煮のタケノコでもOK)
・鶏むね肉・・・1枚
・いんげん・・・4本
・砂糖・・・小さじ1
・酒・・・大さじ1
・塩・・・少々
【ソースの材料】
・ピーナツバター・・・大さじ2
・ポン酢・・・大さじ3
・ラー油・・・小さじ1
・ゴマ油・・・大さじ1
・しょうがチューブ・・・小さじ2
・にんにくチューブ・・・小さじ1
・塩・・・少々
●作り方
1、下処理をしたタケノコを縦半分に切る。
2、タケノコの中に包丁で切れ込みを入れたら、スプーンで中身をくり抜く。
鶏むね肉の下ごしらえ同様、残った(くり抜いていない)タケノコにも味をしみこませるために、つまようじで刺して何ヶ所か穴を開ける。
3、くり抜いた中身のタケノコは、5mm角ぐらいに切り、しょうがはみじん切りにする。
4、お米を入れた炊飯器の中へ、(2)と(3)を加え、下ごしらえした鶏むね肉丸ごと、
鶏ガラスープの素も一緒に入れて3合分の水加減で炊く。
5、ご飯が炊き上がるのを待つ間に、いんげんに塩少々と水をふり、500Wの電子レンジで30秒加熱したら、いんげんを小口切りに切る。
いんげんを炊飯器で一緒に炊くと、茶色くなり色が悪くなるので、おすすめしません。
6、ソース作りに必要な全ての材料をボウルに入れて、よく混ぜ合わせる。
7、ご飯が炊き上がったら、中身をくり抜いたタケノコと、鶏むね肉を取り出す。
鶏むね肉を半分に切り、半分は炊飯器に戻す。
8、ご飯と鶏むね肉をしゃもじでほぐしたら、小口切りにしたいんげんを入れて混ぜる。
肉は包丁で切ると、その断面から肉汁が外へ出てしまいパサパサになりますが、丸ごと煮込めば、肉汁は中に閉じ込められ、鶏むね肉がしゃもじできれるほど柔らかくジューシーに!
これこそが、鶏むね肉を丸ごと炊飯器に入れた理由なのです。
9、くり抜いたタケノコに、混ぜたご飯を詰めたら、ひっくり返して、食べやすい大きさにカットする。
先に取り出しておいた鶏むね肉の半分も、食べやすい大きさにカットする。
お皿に盛り付けて、ソースをかけたら出来上がり!
生八つ橋風デザート(いちご×片栗粉)
生八つ橋のモチモチ感は、片栗粉を使って代用し、さらに、せいろも蒸し器も使わずフライパン1つで作れる春のスイーツ。
●材料(8個分)
・片栗粉・・・10g
・薄力粉・・・60g
・いちご味の牛乳・・・80ml
・(生)いちご・・・150g
・こしあん・・・64g
●作り方
1、いちご(100g)をつぶし、そこへ薄力粉といちご味の牛乳を加え、よく混ぜる。
2、(1)を、油を薄くひいたフライパンで3分ほど焼く。
フライパンに生地を流し入れる際、ちょっと高めからやると、
落ちる力でまん丸く広がって、均等に広がる。
3、焼いた生地を適度な大きさに切り分けたら、あんこといちごを乗せサンドする。
白玉粉や米粉ではなく、どの家庭にでもありそうな片栗粉で作れるいちご生八つ橋。
片栗粉に含まれるでんぷんが生地のモチモチ感を補ってくれます。
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