2017年5月25日のあのニュースで得する人損する人は、主婦がマネしたいアレンジレシピ対決!
今回は、家事えもん VS フレンチの鉄人・坂井宏行の一番弟子「ラ・ロシェル総料理長」工藤敏之シェフのインスタントラーメンレシピ対決。
工藤シェフは簡単鶏チャーシューとたっぷり野菜のフレンチしょうゆラーメン、家事えもんは塩ラーメンで名店の味モチモチ!濃厚!担々風ラーメン。
ルールは3つ。
・制限時間は10分以内
・誰でもマネできるように工程を説明&普通のスピードで調理
・使う食材はスーパーで買えるものに限る。1人前の値段は300円以内
主婦軍団20名が味と調理の手軽さを基準に、それぞれ10点満点(計400点満点)で審査します。
・工藤シェフ 味197点 調理の手軽さ185点 合計382点
・家事えもん 味191点 調理の手軽さ195点 合計386点
家事えもんの勝利!!
簡単鶏チャーシューとたっぷり野菜のフレンチしょうゆラーメン
工藤シェフのレシピ。材料費295円、調理時間8分22秒。
●材料(1人前)
・インスタントラーメン・・・1袋
・付属の粉末スープ(しょうゆ味)・・・1袋
・バニラアイスバー・・・1本
・新玉ねぎ・・・80g(加熱する用)
・新玉ねぎ・・・20g(生で食べる用)
・鶏ムネ肉・・・80g
・アスパラ・・・1本
・リンゴ・・・1/4個
・スライスチーズ・・・1枚
・キャベツ・・・1枚
・レモン・・・1/8個
・お湯・・・200ml
・ブラックペッパー・・・適量
【魂のソース】
・砂糖・・・16g
・ケチャップ・・・16g
・みりん・・・9g
・しょうゆ・・・36g
・赤ワイン・・・9g
・豆板醤・・・少々
【麺の臭み取り】
・酢・・・大さじ1
●作り方
1、フライパンに麺が浸かるくらいのお湯、インスタント麺、くし形切りにした玉ねぎ、 酢を入れ約2分ゆでる。
酢には小麦粉に含まれるグルテンを固める効果があり麺にコシを生み、のびにくくなる。
また、麺と玉ねぎを一緒にゆでることでインスタント麺特有のくさみを消す効果がある。
2、玉ねぎを薄くスライスにし、鶏むね肉をそぎ切りにする。
鶏ムネ肉をそぎ切りにすることで表面積が広くなり、味が染みやすくなる。
3、皿に鶏ムネ肉をのせ、魂のソースをかけ軽く混ぜ、スライスチーズを乗せラップをする。
アスパラガスの皮をむきラップをし、鶏ムネ肉の上にのせ電子レンジ600Wで2分加熱する。
4、キャベツをざく切りにし、麺と玉ねぎを煮ているフライパンへ入れ軽く火が通ったら、ざるで湯を切る。
一度湯切りをすることで余分な油を切ることにより、麺をコーティングしていた油が取れ味が染み込みやすくなる。
5、フライパンにお湯を入れ、付属の粉末スープの素を溶かし、湯切りした麺を戻す。
バニラアイスをスープに溶かしていく。
バニラアイスをスープに溶かしクリーミーにすることで、フレンチ風のスープになる。
既製のバニラアイスは砂糖や濃厚な乳成分が入っているため、味を調整する手間が省ける。
6、麺を器に盛り、加熱した鶏チャーシュー、縦に半分に切ったアスパラガスを盛り、リンゴを細切りにし、薄くスライスした玉ねぎと和えて、真ん中に高く盛りつけ、切ったレモンを添え、最後に上から全体にまんべんなくブラックペッパーをかけたら出来上がり!
塩ラーメンで名店の味モチモチ!濃厚!担々風ラーメン
家事えもんのレシピ。材料費292円、調理時間9分17秒。
●材料
・インスタントラーメン・・・1袋
・付属の粉末スープ(塩味)・・・1/2袋
・ピーナツバター・・・大さじ3
・和風だしの素・・・小さじ1
・豆乳・・・200ml
・レタス・・・1枚(30g程度)
・トマト・・・1/4個
・ツナ・・・1缶
・はんぺん・・・1/3枚
・ブラックペッパー・・・適量
【麺のモチモチ感アップ】
・重曹・・・7.5g
・お湯・・・1リットル
【鶏油風】
・豆乳・・・小さじ2
・鶏がらスープの素・・・小さじ1/2
・ごま油・・・小さじ2
【簡単味付け卵】
・ゆで卵・・・1個
・白だし・・・大さじ1.5
・ごま油・・・小さじ1/2
●作り方
1、ゆで卵に爪楊枝1本でまんべんなく穴をあけ、密閉袋に入れ、白だし、ごま油を入れる。
その中の空気をストローを使って抜き、ゆで卵につけ汁がついている状態にし、5分置いておく。
卵につまようじで穴をあけると味が染み込みやすい。
また、白だしを原液のまま使うと味が染み込む。
袋を密封状態にすることで、卵全体を白だしがコーティングし、効率的に味が染み込む。
2、鍋にお湯、重曹を入れ、インスタントラーメンを茹で、軽く水ですすぐ。
1リットルあたり7.5g(小さじ1杯+半分)。
重曹を入れると生麺のようモチモチになる。
3、ラーメンの器にピーナツバター、付属の粉末スープ、和風だしの素、豆乳を入れ、電子レンジ600Wで2分加熱する。
4、豆乳、鶏ガラスープの素、ごま油をよく混ぜ鶏油(ちーゆ)風の調味料を作る。
鶏油とは、鶏の皮などに脂肪分を熱して抽出した油のことで、お店のラーメンのスープのよく使われている。
豆乳、鶏ガラスープの素、ごま油を混ぜることで鶏油風の調味料になる。
5、はんぺんをサイコロ状に切る。
生のはんぺんがふわふわの食感の具材になる。
6、トマトを1cm角のサイコロ状、レタスを千切りにカットする。
7、スープが温まったら良く混ぜ、茹でた麺を入れる。
レタス、トマト、はんぺん、ツナを盛り付け、味付き卵を半分に切って盛る。
鶏油風を麺に回しかけ、最後にブラックペッパーをかけたら出来上がり!