2015年8月9日のこの差って何ですか?は、
「キレイにむけるゆで卵」と「キレイにむけないゆで卵」の差。
この差は、卵が新鮮かどうか。
新鮮な卵の殻は剥きにくく、賞味期限が迫った卵の殻は剥きやすい!
産まれたばかりの卵には、鶏の体内で作られた炭酸ガスが多く含まれます。
そもそも卵は、鶏の体内で作られた黄身の周りに白身が付着し、それを保護
するために殻に包まれて産まれてきます。
この時に体内に発生する炭酸ガスが白身の中に閉じ込められてしまいますが、
新鮮な卵の場合、閉じ込められた炭酸ガスが熱で膨張して、白身が殻に
押し付けられるので、殻と白身がくっついてキレイにむけないのです。
卵の殻には、気孔と呼ばれる1/100mmほどの小さな穴がたくさん開いていて、
そこから炭酸ガスが抜けていくので、卵は時間が経てば経つほど気孔から
炭酸ガスが抜けていき、茹でても白身が膨張することがないため、殻と白身が
くっつかず、賞味期限が迫った卵の殻は剥きやすくなるのです。
複数の卵を一気にむく方法
1、密閉容器にゆで卵と水を入れる。
2、10秒ほど密閉容器を横に振る。
片手で簡単にむけちゃいます!
殻と白身のすき間に入り込んだ水によって殻がはがされる。
新鮮な卵しかない時は・・・
卵のおしりに「針」で穴を開けて茹でると、白身の中の炭酸ガスが
早く抜けていくので、殻が格段にむきやすくなります。