2016年10月18日のあさチャンで、ブランド米急増!おいしいお米の選び方が紹介されていました。
新米の季節がやってきましたが、ブランド米が急増してどれを選べば良いか迷ってしまう方必見です。
「ブランド米」急増の理由
ブランド米とは、農水省が品種と産地を「認定」して、1つの品種のみで販売されているもの。
新潟県では、新品種「新之助」を発表し、コシヒカリ以来60年ぶりの本格ブランド米の誕生です。
大粒でツヤがあり、甘みがあるのが特徴。
本格デビューは来年ですが、今月から試験販売されているそうです。
全国にブランド米が急増していて、その数なんと726銘柄。
1989年は全国の「特A米」は、魚沼コシヒカリ、佐渡コシヒカリ、上越コシヒカリ、下超コシヒカリ、あきたこまちなど全国で13銘柄しかありませんでしたが、2015年には46銘柄に増えました。
●主な46銘柄
魚沼コシヒカリ、佐渡コシヒカリ、上越コシヒカリ、中超コシヒカリ、岩船コシヒカリ、ななつぼし、ゆめぴりか、ふっくりんこ、青天の霹靂、あきたこまち、つや姫、ひとめぼれ、なすひかり、とちぎの星、秋の時、みずかがみ、あきさかり、きぬむすめ、さがびより、ヒノヒカリ、あきほなみなど。
お米の消費量がだんだんと減っていき、約50年前と比べると半分以下という米離れが進んでいます。
パンを食べる人が増えたり、炭水化物ダイエットでご飯を抜くなどが主な理由で、20代男性5人に1人がひと月に1度もお米を食べないとのこと。
そこで、自治体が中心となり「ブランド米」を開発し、安全・美味しい・高品質をアピールできるブランド米を作りあげようとしたのがブランド米が急増した理由。
お米を選ぶ基準は、値段や美味しさよりなんといっても「銘柄」!という人が多いそうです。
そんな中、「青天の霹靂」「森のくまさん」「新之助」インパクトのある名前が印象的なブランド米も出てきています。
美味しいお米の選び方
まずは、お米の精米年月日が重要です。
お米を袋に記載されている精米年月日が新しいほど鮮度が高いということ。
「ブランド米はそれぞれに特徴があり、それを知ればあなたの食事にベストなお米選びができる」と五つ星お米マイスターの澁谷梨絵さんは言います。
例えば、朝食にオススメなのは「あきたこまち」。
大粒で、割とさっぱりとしていて粘りが少ないので、朝の胃袋の負担が少ないそう。
おにぎりにオススメなのは「森のくまさん」。
甘み、旨みが強く、冷めてからでも甘み、旨みがより際立つそう。
そして、今年は、
- 新潟県の新之助
- 茨城県の県北のコシヒカリ
- 石川県産のお米
が出来がよかったのでオススメとのことでした。