2016年7月17日のこの差って何ですか?は、皮ごと食べた方が良い野菜と食べない方が良い野菜の差。
野菜の皮に多く含まれるファイトケミカルという栄養素について紹介されていました。
また、野菜の皮を再利用して活用する、野菜の出汁「ベジブロス」の作り方は必見です♪
野菜や果物の皮には「ファイトケミカル」という大事な栄養素が入っているので、基本的に野菜の皮は全部食べた方が良い。
ファイトケミカルのファイトは植物、ケミカルは化学物質のことで、植物に入っている化学物質は私たちの健康に役立つものなのです。
ファイトケミカルとは?
「ファイトケミカル」とは、たんぱく質・炭水化物・脂肪・ビタミン・ミネラル・食物繊維などの栄養素に続く「第7の栄養素」と呼ばれるもので、抗酸化作用が強く「老化防止」や「免疫力のアップ」などに効果があると、近年注目を浴びています。
また、ファイトケミカルには、炎症を抑える「抗炎症作用」、ガン細胞の増殖を抑える効果もあると言われ、毎日皮ごと食べているとガンの予防になるとのこと。
皮ごと食べた方が良いオススメの野菜
「枝豆」と「玉ねぎ」は、特に皮ごと食べた方が良い野菜!
「枝豆」は「豆と野菜の栄養素」を持つ栄養価の高い夏野菜で、紫外線から守るため、皮にファイトケミカルが多く入っています。
また、玉ねぎの茶色い皮には「最強のファイトケミカル」と呼ばれる「ケルセチン」やアレルギーや生活習慣病にも効くという栄養分が入っているのでできるだけ食べたほうが良い。
ベジブロスの作り方
野菜の皮を効率よく食べるには、野菜の皮を煮込んで作った「ベジブロス」というダシを使うと効果的。
普段生ごみとして捨てる皮の部分にファイトケミカルが多く含まれているのです。
1、野菜の皮を鍋に入れ、約30分茹でる。
この時、野菜のへたや茎も一緒に入れる。
ベジブロスは味噌汁などのダシとして使うと、ファイトケミカルを毎日簡単に摂ることができます。
皮ごと食べた方が良いオススメの果物
「りんご」と「ぶとう」は、特に皮ごと食べた方が良い果物!
りんごには「アップルポリフェノール」という「ファイトケミカル」があり、長寿効果があるという研究結果があります。
皮ごと食べるのがオススメ!
ぶどうと言えばワインですが、「赤ワイン」はブドウの皮ごと作っているのでオススメ。
効率よく果物の皮を食べるにはミキサーでジュースを作る時に皮ごと、種ごと入れるのが良い。
栄養素はミキサーにかけてもほとんど壊れません。
メロンやスイカの外側の皮はジュースにしてもあんまり美味しくないが、皮に近い部分の白いかたい部分にファイトケミカルが多いので、この白い部分をミキサーにかけると良いそう。