2016年12月6日のNHKあさイチ 夢の3シェフNEOは、スーパーフード「ビーツ」レシピ。
ビーツは栄養素が豊富で、カテキンの2倍の力を持つ抗酸化物質「ベタレイン」はアンチエイジングに効果大!
また、豊富な鉄分や葉酸が含まれており「食べる輸血」と言われ、貧血予防にも効果があります。
最近では「血流の改善パワー」が判明し、「認知症予防の効果」にも期待できます。
ビーツのおいしいゆで方
1、ビーツは皮付きのまま、水からゆでる。
このとき、水に少量の酢を足す。
皮付きのままゆでることで、ビーツの赤い色や栄養素が抜けにくくなります。
水から茹で、じっくり火を通すと甘みも増します。
水に少量の酢を足すと、ビーツが酸に反応するので、発色がさらによくなります。
2、ゆでたビーツの皮を手でむく。
ビーツの土臭さが気になる場合は、包丁で厚めに皮をむくのがオススメ。
ビーツときゅうりのピュレ
●材料(4人分)
・きゅうり・・・50g
・ゆでたビーツ・・・200g
【A】
・絹ごし豆腐・・・150g
・レモン汁・・・大さじ1
・塩・・・少々
・こしょう・・・少々
・マスタード・・・少々
・きゅうり・・・50g
【B】
・絹ごし豆腐・・・100g
・レモン汁・・・大さじ1/2
・塩・・・少々
・こしょう・・・少々
・マスタード・・・少々
●作り方
1、ビーツのピュレを作る。
ビーツの皮をむき、1cm角に切る。
ビーツと、【A】の材料をミキサーに入れ、ピュレ状になるまで、かくはんする。
2、きゅうりのピュレを作る。
きゅうりは、1cm角に切る。
きゅうりと、【B】の材料をミキサーに入れ、ピュレ状になるまで、かくはんする。
3、グラスにビーツのピュレを平らになるように盛りつけ、その上にきゅうりのピュレを重ねる。
冷蔵庫で1時間ほど冷やす。
ビーツのアイスクリーム
●材料(作りやすい分量)
・ビーツ(生)・・・100g
・ごはん・・・130g
・豆乳(無調整)・・・400ml
・てんさい糖・・・35g
・バニラエッセンス・・・少々
てんさい糖は、てんさい(ビート)から作られる砂糖。
なければ砂糖でもOK!
●作り方
1、ビーツの皮をむき、1cm~2cm角に切る。
2、鍋に(1)のビーツ、豆乳、ごはんを入れ、弱火で20分ほど煮る。
3、(2)にてんさい糖、バニラエッセンスを加え、まぜる。
4、(3)のあら熱をとり、ミキサーに入れ、なめらかになるまで、かくはんする。
5、(4)をボウルに移し、ラップフィルムをかけて、冷凍庫に入れる。
1時間から2時間おきに取り出し、スプーンでかき混ぜて空気を入れる。
これを3回から4回ほどくり返し、アイスクリーム状にする。
ビーツのマーボー豆腐
中国料理の井桁良樹シェフレシピ。
●材料(2人分)
・ビーツ・・・100g
・木綿豆腐・・・300g
・甜麺醤(テンメンジャン)・・・小さじ1/2
・カレー粉・・・ひとつまみ
・鶏がらスープ・・・180ml
・紹興酒・・・小さじ2
・しょうゆ・・・小さじ1/3
・塩・・・少々
・青ねぎ・・・30g
・水溶き片栗粉(片栗粉と同量の水で溶く)・・・大さじ1
・サラダ油・・・大さじ1
・ホワジャオ(粉)・・・少々
【A】
・牛ひき肉・・・60g
・水小さじ・・・1/2
・サラダ油(炒め用)・・・大さじ3
【B】
・豆板醤(トウバンジャン)・・・小さじ2
・しょうが(みじん切り)・・・小さじ1/2
・にんにく(みじん切り)・・・小さじ1/2
・一味とうがらし・・・小さじ1/2
・豆豉(トーチ)・・・大さじ1
●下準備
1、青ねぎは、幅1cmの斜め切りにする。
2、木綿豆腐は、1cm、5mm角に切る。
3、沸騰した湯に塩(分量外・水1リットルに対して10g)と1cm、5mm角に切った木綿豆腐を入れ、ひと煮立ちさせ、ざるにあげる。
4、ビーツは、皮をむき、すりおろす。
5、牛ひき肉に水を加え、かたまりをほぐす。
炒めたときに、肉がパラパラとおいしく仕上がる。
●作り方
1、油ならしをした中華鍋にサラダ油(大さじ3)を入れ、牛ひき肉を加え、カリッとするまで炒める。
最初は弱火で肉の塊をほぐすように炒める。
肉が白くなってきたら、中火にしてカリッとするまで炒める。
2、(1)の中華鍋に【B】の調味料と香辛料をを加え、中火で油が澄んでくるまで炒める。
3、(2)の中華鍋に、甜麺醤(テンメンジャン)を加え、ひと混ぜする。
4、(3)の中華鍋にすりおろしたビーツを加え、水分が飛ぶまで中火で炒める。
ビーツの水分を飛ばすことで甘さを凝縮させる。
5、(4)の中華鍋にカレー粉を加え、中火でさっと炒め合わせる。
スパイシーな香りがアクセントになる。
6、(5)の中華鍋に鶏がらスープ、木綿豆腐、紹興酒、しょうゆ、塩を加え、弱火で2分ほど煮込む。
豆腐を崩さないように、おたまの背を使い、手前から奥に混ぜることがポイント。
7、(6)の中華鍋に青ねぎを加えて、ひと混ぜする。
8、(7)の中華鍋に水溶き片栗粉を入れて、とろみをつける。
ダマにならないように、おたまに水溶きかたくり粉を入れ、糸を垂らすように鍋に入れる。
おたまを動かさずに、鍋を揺すって全体いきわたらせることがコツ。
9、(8)の中華鍋にサラダ油(大さじ1)を入れ、強火にし、鍋の周りが焦げるくらいまで炒める。
余分な油が浮いてくるので、さっぱりとした仕上がりになる。
10、(9)の中華鍋にホワジャオを加え、火を止める。
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ビーツのチーズラビオリ
イタリア料理のマリオ・フリットリ シェフレシピ。
●材料(2人分)
【ラビオリ】
・リコッタチーズ・・・120g
・パルメザンチーズ・・・20g
・ゴルゴンゾーラチーズ・・・30g
・卵黄・・・1/2コ分
・塩・・・少々
・白こしょう・・・少々
・ギョーザの皮(市販・大判・・・)10枚
【ソース】
・ビーツ・・・100g
・バター・・・20g
・オレンジ・・・1/2コ
・塩・・・少々
・白こしょう・・・少々
・生クリーム・・・100ml
【仕上げ】
・パルメザンチーズ・・・40g
・バター・・・10g
・セルフィーユ・・・適量
・オレンジの皮(表面をよくこすり洗いし、オレンジ色の部分だけを使う)・・・適量
●下準備
1、ビーツは皮付きのまま、つかるくらいの水とともに鍋に入れ、中火にかける。
竹串がすっと通るようになるまでゆでる。
2、(1)の皮をむき、7mm~8mm角に切る。
3、オレンジを搾る。
4、パルメザンチーズは、すりおろし、ゴルゴンゾーラチーズは1cm角に切る。
●作り方
1、ソースを作る。
冷たいフライパンにバター、ゆでて7mm~8ミmmに切ったビーツを入れ、弱火で全体にバターがなじむまで炒める。
塩、白こしょう、オレンジの果汁、生クリームを加え、中火で1分ほど煮詰める。
2、ラビオリを作る。
ボウルにリコッタチーズ、すりおろしたパルメザンチーズ、1cm角に切ったゴルゴンゾーラチーズ、卵黄、塩、白こしょうを入れ、なめらかになるまで混ぜる。
3、(2)を10等分にし、ギョーザの皮の中央にのせ、皮のふちに水をつけ、半分に折る。フォークをふちに押しつけるようにして、しっかりとつける。
空気が入らないように包むのがポイント。
4、沸騰した湯に塩(分量外・水1リットルに対して10g)を入れ、中火でゆでる。
ラビオリが浮き上がってきたら、ゆであがりの目安。
ソースの固さを調節するので、ゆで汁は捨てない。
5、ソースを温め、ゆでたラビオリを加えて絡める。
ラビオリのゆで汁を足し、ソースの固さを調節する。
6、仕上げをする。
(5)にバター(10g)とすりおろしたパルメザンチーズ(20g)を加え、とろりとしたら火を止める。
7、皿に盛りつけ、セルフィーユ・すりおろしたパルメザンチーズ(20g)・オレンジの皮をすりおろしながら散らす。
ビーツとぶりの照り焼き
日本料理の橋本幹造シェフレシピ。
●材料(2人分)
・ビーツ・・・140g
・サラダ油・・・小さじ1
・水・・・80ml
・酒・・・30ml
・白ごま・・・小さじ2
【A】
・ぶり(切り身)・・・2切れ
・塩・・・小さじ1/2
【B】
・みりん・・・30ml
・砂糖・・・小さじ1
・しょうゆ・・・30ml
●下準備
1、ぶりの両面に塩を振り、10分間置く。
塩を振ることで、ぶりのうまみを引きだし、臭みを抜く。
2、ビーツは皮付きのまま、厚さ1cmのいちょう切りにする。
●作り方
1、冷たいフライパンにサラダ油をひき、ビーツを入れ、中火で3分ほど焼く。
皮と実の間にうまみと香りが多いので、皮付きのまま使うのがオススメ。
じっくりと火を入れることで、ビーツが甘くなる。
2、(1)のフライパンのビーツの上下を返し、ぶりを入れる。ぶりの片面を中火で3分ほど焼く。
3、(2)のフライパンのぶりの上下を返し、水・酒を入れ、ふたをして、中火で3分ほど煮る。
こうすることで、ぶりがふっくらと仕上がる。
4、(3)のフライパンに、Bの調味料を入れ、強火でとろみがつくまで煮詰める。
スプーンでタレをかけながら煮詰めるのがコツ。
5、(4)のフライパンに白ごまを加えて、仕上げる。