家で焼き肉をすると、気になるのがニオイと油はねではないでしょうか?
家で焼き肉をしたら安上がりでいいのですが、焼き肉をした後のニオイが何日も残ったり、床にはねた油がついてツルツルしてすべったり・・・後の処理や掃除を考えると、値段は高くなるけど外へ食べに行ったほうが楽だったりしますよね・・・。
でも、今日からそんな悩みを気にすることなく家で焼き肉を美味しく食べることができます!
ガッテンで話題になったニオイや油はねを減らし、ホットプレートで焼き肉を美味しく食べる方法をご紹介します。
(情報元:NHK「ガッテン」2019年7月3日放映、NHK「ごごナマ」2020年2月28日放映)
お肉をやわらかくする方法
お肉を焼いていく前に、まずはお肉をやわらかくしていきます。
お肉を常温に戻す
お肉を冷蔵庫から出してすぐに焼くと、表面ばかりが焼けて、中は冷たい状態でしっかりと火が通りません。
お肉を焼く30分前には、冷蔵庫から出して常温に戻しておきます。
大根おろしの汁に浸す
お肉を大根を皮ごとすりおろした大根おろしの汁に浸しましょう。
大根の皮に多く含まれる酵素がお肉のたんぱく質を分解してくれるので、お肉がやわらかくなります。
つける時間は5分ほどでOK!
400gで大さじ1ほどの大根おろしの汁に浸すのが目安です。
漬け込みすぎるとお肉がバラバラになるので注意して下さい。
家のホットプレートで焼き肉を美味しく焼く方法
ホットプレートで肉を焼いた時に出る油が熱せられていくうちに、一部が微粒子に変わり、空気中を浮遊し始めます。
これを「オイルミスト」と呼び、髪の毛や衣服、カーテンにもくっつき、ニオイの原因となります。
一般的にホットプレートで焼き肉をするときに設定する温度は「250℃」です。
オイルミストが大量に発生するのが「220℃以上」なので、これより低い温度の「200℃」で焼けばオイルミストの発生を大幅に防ぐことができます。
ただし、温度を下げて焼くと茹でているような感じになり、焼き肉の香ばしさが失われて、生臭いという問題が発生し、せっかくの焼き肉が美味しくなくなるという結果に。
また、200℃に設定することで、表面だけを焼き固め、肉汁を閉じ込めることができるのでやわらかいお肉になります。
余熱が終わってから具材を焼くのが基本です。
適温になる時間の目安は約20分と結構長いので、早めに準備しましょう。
お肉をホットプレートに置き、肉汁が出てきたら、温度が下がっていないスペースにひっくり返しましょう。
ひっくり返して、3秒数えたら焼き上がり!
ホットプレートは温度が一定ではなくムラがあるので、肉をひきずりながら移動させて焼くことで、常に温度の高い場所で焼くことができるようになります。
「ジュ~」という音がするところを探りながら、ゆっくり動かしながら焼いていきましょう。
肉と野菜を一緒に焼くときは、エリアを分けて焼きましょう。
水分が出やすい野菜を乗せすぎて、ホットプレートの温度が下がりすぎないように気を付けて下さい。
焼き肉のプロが教えてくれる秘伝の「下味」
肉 200g
塩 3g
こしょう 適量
にんにく 2g
ごま油 大さじ1
1、肉に塩こしょうをする。
2、すりおろしにんにく、ごま油を肉にまんべんなくなじませたら、後は焼くだけ!
肉をコーティングしてくれるので、肉汁の流出を最低限に抑えてくれてジューシーになります。
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