2017年4月29日の世界一受けたい授業は、洗濯や天日干しでも死なない!?暖かくなる前にやるべきダニ撃退法。
ダニはどんな清潔な家でも必ず潜んでおり、明日突然アレルギー症状が出るかもしれません。
ダニのすみかは、家の中の布地で、布に溜まったホコリが大好きです。
家の中のカーテンやカーペットを取っ払い、ソファーを布製からビニール製に変えたら、アトピーの症状がほとんど出なくなったとのこと。
しかし、現実的な対策としては難しいので、今回は家庭で簡単にできるダニの撃退方法が紹介されていました。
ダニはどのように増える?
この時期に増えるのは「ヒョウヒダニ」で、人間の皮膚やフケを食べて成長し、ダニのフンや死骸を人が吸い込んでしまうとアレルギーが発症します。
ダニの数が増えると、フンも増えます。
ヒョウヒダニは1日6個のフンをします。
春のダニを放置すると夏頃に爆発的に増加し、アトピー、鼻炎、ぜんそくのリスクが急激に高まってしまいます。
例えば、幼少期にダニアレルギーを発症し、アトピー性皮膚炎になり治ったと思っても、小学生の頃に気管支喘息になり、それがまた治ったと思っても、思春期には花粉症に・・・
という風に、アレルギーの症状が次々と増加してしまうのです。
その為、まずは幼少期にダニアレルギーにならないことが大事!
家の中のダニが多い場所
1位 布団や枕などの寝具
素肌で触れる時間が長いため、垢やフケが大量にあります。
寝ている間、口元にも近いのでフンや死骸を吸い込みやすい!
特に枕では、後頭部から多く分泌される「パルミチン酸」などにダニが多く集まるので要注意。
その他、子どもがよく触れるぬいぐるみにもダニが多く潜んでいます。
また、押し入れの中の冬服は夏の期間ずっと換気されないため、湿度が高くなりダニが増殖します。
2位 カーペット
フケや食べカスが溜まり、ダニのすみかに!
3位 ソファ
掃除機がかけづらく、汗やフケが多い。クッションの裏も要注意!
掃除機をかける前に「部屋を暗くする」と効果的!
ダニは暗くて人のいない静かな時により活発に活動するので、部屋が暗くなって表面に出たところを掃除機で吸い込みます。
遮光カーテンを使って2時間以上真っ暗にするのが効果的!
ダニを駆除する効果的な方法
ポイントは「熱」!
乾燥だけではダニはなかなか死なず、60℃以上で死滅します。
天日干しでは50℃以下なので死滅しないのです。
ダニの効果的な撃退法は、乾燥機で撃退した後、ダニの死骸を掃除機で吸うのが最も効果的!
ソファなど専用の乾燥機でも無理なものは掃除機のかけ方がポイント!
夜の帰宅直後にかける、そして、ゆっくりと2方向からかけましょう。
同じ場所を縦、横から吸い込むことで繊維に絡んだダニを取ることができます。
布団は「布団専用ノズル」がないと布を吸い込んでかけづらいですが、使い古したストッキングの先を切って、掃除機のヘッドに被せるとOK!
生地に巻き込みを防ぐことができ、強くダニを吸い取ることができます。