2017年7月19日のNHKあさイチは、夏こそ!ビネガー。
お酢をおいしく飲む法則、松本栄文さんの「酢」レシピ、干しブドウ酢レシピ、酢の洗濯活用法などが紹介されていました。
今、お酢の美容健康効果がスゴイ!と、お酢ブームが沸騰中。
酢の健康効果は、毎日大さじ1杯とるだけで、内臓脂肪が減ったり血圧が下がったり、血糖値の上昇も抑えられたりといいことばかり。
酢ムリエが教える「お酢をおいしく飲む法則」
お湯割りにするとまろかになってオススメ。
体を温めたり、血液の流れを良くしたりするメリットもあります。
1、甘酒やスポーツドリンクなどの甘いものと合わさると、かえって酸っぱさが強調されてしまう。
2、酢とタンニンは合わないので、緑茶やコーヒーで割ると渋さが倍増します。
3、お酢は酸っぱいものと合わせて飲むべし!
ルイボスティーと相性が良いそう。
グレープフルーツレモンビネガー
●材料(1人分)
・グレープフルーツ・・・1コ
・酢・・・大さじ1
・レモン汁・・・10ml
●作り方
1、グレープフルーツを横に2つに切り、切り口を下にした状態で果肉を指でつぶすようにして絞る。
こうすると皮の苦みが出ない。
2、(1)に酢とレモン汁を混ぜ、かき混ぜる。
トマトアンドビネガー
●材料(1人分)
・トマト1コ
・米酢小さじ1
・レモン汁小さじ1
・オリーブ油小さじ1
・はちみつ小さじ1
●作り方
トマトのヘタの部分を上にして、皮をむかずにおろし金ですりおろす。
米酢・レモン汁・オリーブ油・はちみつを入れ、かきまぜる。好みで黒コショウをふる。
松本栄文さんの「酢」レシピ
日本古来の食文化に精通した伝説の料理人・食品学者の松本栄文さんが教えてくれたレシピ。
「1+1の和の料理 単純こそがおいしい理由」は、料理本のアカデミー賞と呼ばれる「グルマン世界料理本大賞」で大賞を受賞。
甘夏なます
あっさり&酸っぱくないなます。
●材料(4人分)
・大根・・・1本
・塩・・・適量
・米酢・・・100ミリリットル
・砂糖・・・大さじ1と2分の1
・甘夏・・・1コ
●作り方
1、大根を繊維にそって千切りにし、塩を振ってよくもみ、水けをしっかり絞る。
2、甘夏の皮をむいて実をほぐし、大根と合わせる。
3、米酢・砂糖、大根の味をみて塩気が足りなければ塩をまぜ、合わせ酢を作る。
4、(3)に(1)と(2)を浸し、味がなじむまでおく。
冷蔵庫で1週間保存可能。
黒豚つぶし
●材料(4人分)
・黒豚バラ肉・・・600g
・水・・・1リットル
・芋焼酎・・・1/2カップ
・塩・・・小さじ4と1/2
【A】
・酢・・・大さじ2と1/2
・しょうゆ・・・大さじ2と1/2
・にんにく・・・1/2かけ
●作り方
1、豚肉は厚さ2~3cmに切る。
2、鍋に水を入れて強火にかけ、沸騰したら芋焼酎と塩を加えて、豚肉を入れる。
火が通ったら取り出す。
3、酢・しょうゆ・にんにくを混ぜたれを作る。
4、(2)を(3)につけていただく。
話題の「干しぶどう酢」レシピ
「干しぶどう酢」を食べ続けた結果、便通が改善しなんと23kg減量!
●作り方
1、オイルコーティングがされている場合、40℃のお湯に漬けてオイルを取る。
2、リンゴ酢とハチミツを混ぜ、干しぶどうを漬ける。
1日おいたら冷蔵庫で保存します。
冷蔵庫で1か月ほど保存可能。
干しブドウ酢入り 甘酸っぱいソースのチキンソテー
干しブドウ酢は、ソースの甘みとして使います。
●材料(2人分)
・鶏もも肉・・・1枚
・塩・・・小さじ1/4
・たまねぎ・・・1/2
・干しぶどう酢(酢漬けの干しぶどう)・・・大さじ2
・松の実・・・大さじ1
・オリーブ油・・・大さじ1
・白ワインビネガー・・・大さじ2
・水・・・1/2カップ
●作り方
1、鶏もも肉は4等分に切り、塩をまぶし、15分おく。
たまねぎは薄切り、にんにくも薄切りに。
酢漬けの干しぶどうはみじん切りにする。
2、フライパンにオリーブ油を引き、鶏肉を皮目から入れてこんがりと両面焼いて取り出す。
3、フライパンの脂をふきとりオリーブ油を足し、たまねぎとにんにくをしんなりするまで炒めたら、干しぶどう酢、松の実、白ワインビネガーを加えて、火を弱め、5分ほど味がなじむまで煮る。
4、(3)に鶏肉を戻し入れて絡めてから、お皿に盛りつける。
干しぶどう酢入りひとくちロールカツ
●材料(2人分)
・豚ロース薄切り肉・・・6枚
・塩・・・少々
・黒こしょう・・・少々
・薄力粉・・・適量
・干しぶどう酢・・・大さじ2
・クルミ・・・6粒
・粉チーズ・・・大さじ1
・溶き卵・・・適量
・パン粉・・・適量
・オリーブ油・・・なべ底から5mmほど
●作り方
1、豚肉に塩こしょうをふりかけ、薄力粉をまんべんなくふる。
2、肉の手前に干しぶどう酢を4個ほど、砕いたクルミ、粉チーズをのせ、両端を折り込むようにして巻く。
3、巻いた肉に薄力粉をまぶし、溶き卵をくぐらせて、パン粉をしっかりとつける。
4、フライパンにオリーブ油を多めに入れて中火にかけ、(3)を入れて全体に焼き色がつくまで揚げ焼きにする。
やや低めの温度でじっくりと。
酢の洗濯活用法
水あかで曇ってしまったグラスなどガラス製品は、酢と塩を9:1で混ぜたものをキッチンペーパーに染み込ませて拭いたあと、40℃のぬるま湯ですすぎ洗いするだけでピカピカに!
洗面台のフチなど水回りについた頑固な黒ズミやカビ。
お酢を水で倍に薄めた「酢水(酢1、水1)」で落ちます。
ティッシュペーパーを汚れた部分にかぶせて上から酢水をふきかけるだけ。
酢は洗濯でも大活躍!
中性洗剤の入った水に酢をたらすだけで服の色落ちを防止できます。
さらに、洗濯槽の掃除には、重曹を入れた「水+酢」がオススメ。
泡が発生するので、その力で汚れが落とせます。