2015年8月4日のウワサの食卓は、知らずに食べていた!
食の新常識クイズ、Q食。
野菜がシャキッとするお手軽テクニック
定番料理の野菜炒めですが、野菜から水分が出て水っぽくなりがち。
原因は火加減。
家庭で作る野菜炒めの最適な火加減は、弱火。
野菜を弱火で調理すると、野菜の細胞を結ぶペクチンが壊れ、
水分が出ます。
野菜には組織を固くする酵素が含まれていて、この酵素が働く温度帯が
40~60℃。
弱火で加熱すると酵素が働く時間が長くなり、ペクチンが守られて
水分が出ないので野菜が固くシャキッと仕上がります。
固まった砂糖をサラサラに戻すテクニック
砂糖は置いておくとカチカチになってしまいますよね。
固まった砂糖をサラサラに戻す方法は、霧吹きで水をかける!
砂糖が固まる理由は・・・
砂糖は水分が多いので湿気てくると、少ない水分を吸収しようとして
固まりができてしまいます。
霧吹きで水をかけると砂糖同士の結びつきが弱まり、砂糖がサラサラに
なってすくいやすくなります。
ステーキの肉汁を閉じ込めるテクニック
肉は最初に強火で焼いて肉汁を閉じ込める焼き方はダメ!
肉のタンパク質は65℃以上になると急激に縮む性質があるので、
強火だと肉が急激に縮み、肉汁が絞り出されるのです。
弱火で加熱すれば65℃以下で肉の温度を保つことができるので、
肉汁が流れ出にくくなります。
分厚い肉はホットプレートで焼くのがオススメ。
ホットプレートの保温(約80℃)で焼けば、ゆっくり温度が上がり
火が通りやすくなります。
焼き目をつけたい場合、最後に強火で焼きます。
賞味期限と消費期限の違いは?
消費期限は、消費可能な日が5日前後のものに表記、
賞味期限は、消費可能な日が5日以上のものに表記されています。
消費期限が表記されている食品は、おにぎり、サンドイッチ、生菓子、
お弁当など保存が長くできないもの。
賞味期限が表記されている食品は、スナック菓子、インスタントラーメン、
缶詰、ハムなど保存が長くできるもの。
冷やすと甘くなる果物は?
りんご。
冷やすと甘くなる食べ物は、果糖が含まれている食べ物。
果糖が多い果物は、りんごの他に、梨・ぶどう・マンゴーがあります。
果物の糖分の一種である果糖は、温度が下がると甘さが増すという
性質があります。
温度は10℃前後が最適で、冷蔵庫でゆっくり冷やすのがオススメ。
ちなみに、果糖が少ない果物のみかん・桃・柿・バナナは冷やしても
甘くなりません。
マヨネーズは腐らない
マヨネーズの主な原料は、植物油・卵黄・酢に塩が少々。
酢と塩が細菌の繁殖を抑えてくれるのです。
そのため、マヨネーズは防腐剤を一切使用していないのに
腐りません。
ただ、時間や温度変化で味や色が変わるため、賞味期限が表記されて
います。
マヨネーズは、冷気が直接当たらない冷蔵庫のドアポケットで保存
すると長持ちするそうですよ♪
カイワレ大根を育てると大根になる
カイワレ大根は「四十日」という品種の大根の芽で、土に植えると
2か月ほどで直径4~5cmの大根に成長します。
カイワレは若芽なので、ビタミンCなどの活性酸素を抑える物質が
多く含まれているので、大根に比べて老化防止効果があるといわれる
栄養素が多いのが特徴。
ウズラの卵の柄は一羽ずつパターンが決まっている
ウズラの卵は産まれてくる通り道に人間の指紋のような器官があって、
そこで柄がプリントされて卵が産まれてきます。
ウズラの卵は鶏の卵に比べて、鉄分が2倍、ビタミンAが2.3倍、
ビタミンB1が2.3倍、ビタミンB2が1.7倍。
オレンジジュースを浄水器に通すと透明になる
粒子の大きい色の成分はフィルターで除去され、粒子の小さい
味の成分はフィルターを通過するので、色は透明になりますが、
味は変わりません。
日本人の腸でしか消化できない食材は?
生のり。
ネイチャー誌の論文内容によると、生のりを分解できる腸内細菌を
日本人の腸からのみ発見したとのこと。
日本人の先祖は生でのりを食べていたので、その細菌をずっと
摂り込んでいたため、その中で腸内細菌が発達して、代々引き継がれて
きたそうです。
海苔を焼いた「焼きのり」は、焼くことによって細胞膜が壊れるので
外国人でも消化できる可能性があるとのこと。