2015年5月30日の世界一受けたい授業の家庭科は、
今、大ブームの「家庭菜園」がテーマ。
積水ハウスが作った家具では収納棚の一部が
プランターになっていて、
日光の代わりにLED照明で植物を育てる仕組み。
キッチンの傍で新鮮は野菜作りをしたいという
要望に応えた「ベジタワー」という棚。
家庭菜園で人気なのは、「ミニトマト」。
枝がグングン伸びるので、収穫の時には
1m以上になるのがネック。
私もミニトマトをベランダ菜園で作ったことが
ありましたが、枝が伸びすぎて後がすごく大変
だったので、1年目で終了したことがあります。
そこで、今、人気なのが手軽に栽培できる
「ドワーフトマト」(品種:プリティーベル)。
枝が伸びても40cm程度で、室内の窓際でも育てられます。
お馴染みの藤田智先生が、1か月以内で食べられる
カンタン家庭菜園ベスト5を教えてくれました!
第5位 プランター不要!庭やベランダでサラダバー
●用意するもの
野菜の苗6種類と土の袋だけ。
●作り方
1、土の袋の底に穴を何個かあける。
2、裏返して、6か所切り抜く。
3、その切り抜いた部分の土を少し取り除く。
4、買ってきた好みの苗を植るだけ。
土の袋だけで簡単に6種類の野菜が育てられます!
1~2週間で収穫可能。
摘んでもまたすぐに生えてくるので、3~4回は食べられるそう。
1週間に1回、液体肥料を与えること。
アブラムシを駆除できる「牛乳」
家庭菜園の大敵、アブラムシ。
吹きかけるとアブラムシを駆除できる
飲み物が牛乳。
アブラムシがいたら・・・
牛乳をスプレー式の容器に入れ、葉っぱの上から
しっかり吹きかけます。
牛乳は乾くと皮膜ができ、アブラムシは牛乳の皮膜に
よって呼吸困難になるというワケ。
この状態で 、
翌日には大部分がいなくなるんだとか。
第4位 牛乳パックプランターでベビーリーフ
●用意するもの
好みの種か苗、牛乳パック
●作り方
牛乳パックの側面と底に穴をあける。
上の部分を切り開けば、横長プランターに。
その中に土を入れて、種をまく。
日当たりの良い室内で育てられます。
芽が出たら2~3cm間隔に間引きしましょう。
毎日水をあげたら・・・
で食べられます。
苗からだと、約1~2週間くらいで食べられます。
牛乳パックを縦に使う方法
同じように、牛乳パックにいくつか穴をあける。
種まきの面積はかなり狭いですが、牛乳パックを
縦に使うと育てやすい野菜が「ミニニンジン」!
第3位 ブロッコリースプラウト
ガン予防や肝機能改善が期待されている「スルフォラファン」
を摂取できる野菜が「ブロッコリースプラウト」。
自宅で簡単に作れるそうですよ。
●作り方
種を1日水につけること。
これで眠っていた種が目を覚まします。
根を固定するクレイボールという軽石を使いますが、
先生によるとグラスの底に水で濡らしたティッシュを
重ねて、その上に種をまいてもOK!
グラスをアルミホイルで覆って真っ暗にしてしまうこと。
その理由は、種に「土の中にいる」と勘違いさせるため。
早く光を浴びたい!と根が上に上に伸びていくそう。
約3~5cmになったら窓際に置きましょう。
1日2回、霧吹きで水を与えれば、約7日~10日で完成。
第2位 トウモロコシのモヤシ
一般的なもやしは、大豆など豆を使い、暗いところで育てます。
●作り方
1、種を1日水につけておく。
2、翌日、きれいな水でゆすぎ、水気を切る。
3、コップをアルミホイルで覆う。
1日2回キレイな水で洗って、水気をしっかり切ることが重要。
その後、アルミホイルで覆うことを忘れないように。
驚くべきことは、その成長の速さ。
4日後には食べられるようになります。
芽の部分が生で食べられるそうですよ。
気になるお味は・・・
トウモロコシのように甘くて美味しいんだとか。
第1位 シイタケ栽培
シイタケの菌床があれば、簡単にシイタケ栽培が可能。
1000円~1500円くらいでインターネットで買えるそう。
●作り方
1、菌床の表面を軽く水で洗う。
2、バケツなどに水を入れて、約30分水に浸ける。
これで、シイタケ菌が目を覚まします。
3、後は袋に入れて軽く閉じるだけ。
霧吹きで毎日水を吹きかけるだけで、約1週間で
収穫できる大きさに成長します。
収穫しないと「カサ」が開いてしまうので・・・
マメに収穫するようにしましょう。
●シイタケ栽培1週間後
収穫したらまた生えてくる?
もう1回菌床を水につけて、上と同じようにやったら、
3~4回はシイタケがまた生えてきます。
甘くて栄養満点!注目の新野菜
色とりどりなニンジン
黄色いニンジン「イエロースティック」、
白いニンジン「スノースティック」、
特に、紫色のニンジン「ダークパープル」は栄養の面でも注目。
一般的なニンジンよりポリフェノールがなんと10倍以上!
糖度も約10%でスイカ並みの甘さなので、子どもも食べやすいそう。
小型カボチャの「かぼっコリー」
手のひらサイズのカボチャ「かぼっコリー」。
かぼっコリーは、普通のカボチャと違って、
皮も種も生で食べられること!
コリッとした食感から「かぼっコリー」と命名。
かぼっコリーの皮や種には果肉以上の
β-カロチンやビタミンが多いんだそうですよ。
β-カロチンには、ガンや動脈硬化の
予防効果が期待されています。