2017年2月22日のNHKあさイチは、キッチングッズ向上委員会「まな板」。
まな板の正しい洗い方、除菌方法、まな板の正しい使い方、レジェンド松下さんオススメのまな板が紹介されていました。
まな板のお手入れ方法
できるだけすぐに洗って乾燥させることがポイント!
正しい洗い方
1、中性洗剤とスポンジで全体をまんべんなく洗う。
2、洗剤をキレイに洗い流し、横向きに立てかけておき、乾燥させる。
においが気になる場合は、塩を振ってこすり洗うと、研磨効果と消臭効果があります。
一晩洗わないと菌が増殖し、排水溝レベルにまでアップ!
使ったあとすぐに洗って乾かしておけば、菌などの繁殖はほとんどないとのこと。
除菌方法
●プラスチック製のまな板(樹脂製・ゴム製など)
・2~3週間に一度は漂白剤を使って除菌しましょう。
・漂白剤をつけたらラップで包んでパックすると、少量で済み、均一にきれいになります。
●木製のまな板
・熱湯消毒する。(漂白剤は、木をいためるので使用しない)
・シンクにボウルを置き、その上にまな板を横に置いて熱湯をかけ、両面同じように行う。
・その後は、きれいな布巾で水気を拭き取り、乾燥させる。
自然乾燥させず、すぐに水分を拭き取って乾燥させた方が清潔に保てます。
まな板の正しい使い方
包丁の切れ味を変えるのは「まな板」!
まな板の正しい使い方は、こまめに場所を変えて切ること。
同じ場所で切り続けると、食材の脂やカスが凸凹の隙間に入り込み、切る際に滑りやすくなり、切りにくくなります。
また、まな板はデコボコが大事!
良いまな板には、表面に凸凹が施されていて食材が滑りにくくなっています。
木製のまな板にも凸凹はあります。
表面がデコボコしたものの方が食材が滑りにくくキレイに切ることができます。
レジェンド松下さんオススメのまな板
●片手で曲げられるまな板。
野菜などを切ってそのままお鍋やボウルに入れる時などに便利。
●曲げて、ボウルやザルのようにも使えるまな板。
切った野菜がそのまま洗えます。
●電子レンジで加熱除菌ができるまな板
●傷がつきにくいまな板
サーモプラスチックポリウレタンという新素材で作られており、包丁の傷跡がつきにくく、洗いやすく清潔に保つことができます。
プラスチックか?木か?まな板の選び方
包丁を長持ちさせるには、刃あたりの優しいまな板を選ぶこと!
良いまな板は包丁を長持ちさせるそうです。
木製、樹脂製、アクリル板の3種類で比較したところ・・・
包丁の刃先がどれくらい傷つくか?という検証結果では、木製とプラスチック製ではあまり差がなかったのですが、プラスチックがやや優勢。
アクリル板は、包丁が使えないレベルにまで傷つきました。
木材は水を含ませると格段に柔らかくなるので、刃先へのダメージはかなり小さくなるとのこと。
使うときは、両面を濡らしてから使うのがオススメ!
色移り&ニオイ移り防止にもなります。
木製のまな板の選び方
●ヤナギ
30年も使えるという高級なまな板が紹介されていました。
包丁を傷めず、刃のあたりが優しいのが特徴。
1枚の材木の中でも固いところを省き、ごく一部のみを使って作られます。
木製は変形するので、何度も乾燥させて作り上げられていて、10年かかるものもあるそう。
●イチョウ
すべすべした手触りで、適度な油分があり水分を弾くため、使い勝手が良い。
メンテナンスすれば10年くらい使えるので、長持ちします。
●キリ
軽くて扱いやすいですが、柔らかく傷がつきやすいので寿命は少し短め。
●カッティングボード
調理用というよりは、パンや果物を切ったり、木目がキレイなのでそのまま食卓に出したりという使い方がオススメ。
食卓を華やかに&おしゃれにしてくれます。