2017年1月7日の世界一受けたい授業は、インフルエンザ対策や冬の症状に効果的なスーパー冬食材。
冬のスーパー野菜と果物を食べれば病気になりにくい体を作ることも可能です。
教えてくれたのは、管理栄養士の石川三知先生。
切り干し大根のヨーグルトサラダやアボカドの種ごととれるアボカドスムージーのレシピも紹介されていました。
キウイ
風邪やインフルエンザ対策にオススメ。
キウイは、免疫力を高めるビタミンCが果物の中でも格段に多い。
中でもグリーンキウイより、ゴールドキウイの方が約2倍多くのビタミンCが含まれています。
ゴールドキウイを1日に2個食べると免疫力がアップして、風邪やインフルエンザに効果的!
大根
年末年始の暴飲暴食で胃腸が弱っているときにオススメ。
医者1000人が答えた、健康のために食べるとよいと思う冬野菜1位が大根!
大根には、胃腸の働きを整えるさまざまな酵素が詰まっているため、自然の消化剤とも呼ばれています。
大根に含まれるジアスターゼは、ごはんのでんぷんの分解を促進します。
また、タンパク質を分解するプロテアーゼは、肉類などの食べ過ぎなどの胸やけや胃もたれを緩和してくれます。
胃腸の働きを整える最も効果的な大根の食べ方が「大根おろし」。
おろすことで発生する辛味成分「イソチオシアネート」が胃液の分泌を促進し、消化を助けます。
大根に含まれている酵素は熱に弱いので、お鍋を食べるときは大根おろしを食べる直前に加えると良いです。
また、丈夫な骨作りに効果的な大根の食べ方が「切り干し大根」。
日を浴び、乾燥したことで、骨に良い鉄分、ビタミン、カルシウムなどがアップ!
切り干し大根は水で戻すのが一般的ですが、鉄分、ビタミン、カルシウムなどは水に溶け出してしまうので、戻し汁も使わないと栄養価が下がってしまいます。
そこでオススメなのが「ヨーグルト」で戻す方法。
ヨーグルトで戻すことによって栄養価もアップします。
切り干し大根のヨーグルトサラダ
●材料
・切り干し大根・・・15g
・ヨーグルト・・・150g
・ツナ・・・70g
・レモン汁・・・小さじ2
・塩、コショウ・・・少々
●作り方
1、切り干し大根とヨーグルトを混ぜ合わせ、冷蔵庫で8時間おく。
2、(1)にツナ、レモン汁、塩、コショウを入れて混ぜ合わせたら出来上がり!
水で戻すときに比べて、カルシウムが3倍アップ。
また、ヨーグルトに含まれているカゼインがカルシウムの吸収を助けてくれます。
さらに、ツナにはビタミンDとビタミンKが含まれていて、カルシウムとともに骨作りを助けてくれます。
アボカド
アボカドを1日1個食べると、動脈硬化のリスクが減少するとのこと。
それは、アボカドに含まれる「オレイン酸」が、中性脂肪の悪玉コレステロールを減らしてくれるため。
種にもたくさん栄養があるため、種も食べるのがオススメ。
種には抗酸化力のあるポリフェノールが豊富で、体内の活性酸素を減らしてくれ、さまざまな病気対策に役立ちます。
種はスムージーにする他、細かく刻んでスープに散らして食べても良いそうです。
アボカドスムージー
●材料
・アボカドの実・・・1/2個
・アボカドの種・・・1/4個
・バナナ・・・小1本
・りんご・・・1/4
・牛乳・・・250ml
●作り方
1、アボカドの種を器に入れてラップをし、電子レンジで15秒温める。
2、種を切り、フライパンで1~2分煎る。
3、ミキサーにアボカドの実・(2)の種、バナナ、りんご、牛乳をミキサーで撹拌する。