ためしてガッテン

パプリカをグリルで焼く焼き方&和食レシピ【ためしてガッテン】

2015年6月24日のためしてガッテンは、ビタミン補給の
救世主、パプリカ魅惑の新世界。
パプリカは魚焼きグリルで焼く方法や、
パプリカの油揚げ巻き、白身魚のパプリカ蒸し彩りあんかけ、
パプリ甘天の和食レシピをご紹介!

血管を元気にしてくれて、心臓病を防いでくれる、とっても
ありがたいビタミン。
中でもパプリカのビタミンCはトップクラス!
ビタミンCの王様野菜なのです。
さらに生活習慣病の予防にも役立つβ-カロテンもたっぷり。

誰もがよく知っているビタミンCが多く含まれる野菜や
果物のトップ3は・・・
3位がレモン、2位がいちご、1位がピーマン。
でも、パプリカはこれらよりはるかにビタミンCが多く含まれて
いるのです。

ためしてガッテン パプリカ

茨城県水戸市は、国内最大級のパプリカ生産地。
1番甘いのがオレンジパプリカ、ほんのり苦いのが黄パプリカ、
ほんのり甘いのが赤パプリカ。

スペインでは、パプリカが大人気で、パプリカが入っていない
料理なんて考えられないほど絶対欠かせない食材だそうで、
さすがパプリカの本場です。
地元でも料理の腕前が評判のララ・グラシアさんがパプリカを
美味しく食べる方法を教えてくれました。
パプリカは1時間以上オーブンで加熱しないとダメ!とララさん。
そうすることで、やわらかくなって甘くてジューシーになるそう。

パプリカは完熟なので糖分がたっぷり。
加熱すると果肉の中の細胞組織が崩れて、たっぷりある糖の甘さ
が舌で感じられやすくなります。
加熱時間が長ければ長いほど甘みが感じられるとのこと。

パプリカを魚焼きグリルで焼く

ララさんが使っていたオーブンは180℃ですが、魚焼きグリルを強火で
使うと、400℃までいけるので時間短縮が可能。
でも、20分焼くと真っ黒焦げ状態に・・・。
食べれないかと思いきや、皮をむいたら真っ赤なパプリカで、
食べると甘い!
つまり、真っ黒に焼いて皮をむくのがコツで、本場スペインでは
常識とのこと。

ためしてガッテン パプリカ

両面焼き魚焼きグリルで強火で20分加熱

※グリルの機種により加熱時間は異なります。

また、魚焼きグリルだと加熱時間が短い分、ビタミンCは
たっぷり残ります。

パプリカの焼き方

半分に切ったパプリカを両面焼きグリルで20分加熱する。
途中でパプリカの向きを変えるとムラなく焼けます。

ためしてガッテン パプリカ

ためしてガッテン パプリカ

パプリカは和食とも相性抜群!

パプリカを粉末にするととても良い香りがするとのこと。
かつお節のような、煮干しのような和風だしの味がして、
とても美味しいと評判!

かつお節の特徴成分といわれているのは、ピラジン系の
化合物の香ばしいにおい。
これと非常に類似したものがパプリカの中にもたくさん
入っているので、料理の味や香りを底上げする力をたくさん
持っている
そうです。

ピラジンとは

熱を加えることで発生する香ばしい香り成分。
かつお節の香りとパプリカの香りの共通点。

そんな和風の香りがするパプリカが味わえる和食レシピを
ご紹介!
教えてくれたのは、スペイン料理研究家の
おおつきちひろさん。

パプリカの油揚げ巻き レシピ

試してガッテン 夏野菜

●材料
・油揚げ・・・1枚
・焼いたパプリカ・・・1個
・あさつき・・・4本(1/4本に切ったもの)
・かつお節・・・適量
・しょうゆ・・・少々

●作り方
1、半分に切った油揚げを広げる。

2、(1)の油揚げに魚焼きグリルで焼いたパプリカ・
あさつき・かつお節をのせて巻く。

ためしてガッテン パプリカ

3、3か所に串を刺して、3等分に切る。

ためしてガッテン パプリカ

4、オーブントースターで5分加熱する。

白身魚のパプリカ蒸し彩りあんかけ レシピ

ためしてガッテン パプリカ

●材料
・白身魚の切り身・・・1切れ
・焼いたパプリカ・・・1個
・枝豆・・・10粒
・小麦粉・・・適量
・塩・・・少々
<調味液>
・酒・・・大さじ1
・みりん・・・大さじ1
・しょうゆ・・・大さじ1
・水・・・100ml

●作り方
1、焼いたパプリカをかのこ状(格子状)に隠し包丁を入れる。

ためしてガッテン パプリカ

2、焼きパプリカに小麦粉をまぶす。

3、塩をふった白身魚を挟む。(今回はサワラを使用)

ためしてガッテン パプリカ

4、フライパンに調味液と(3)を入れる。

5、ふたをして沸騰したら弱火で3分加熱する。

6、白身魚を巻いたパプリカをいったん取り出し、
フライパンに残っている調味液に水溶き片栗粉
(小さじ1の片栗粉を大さじ1の水で溶いたもの)
を入れて加熱する。
枝豆を入れる。

パプリ甘天 レシピ

ためしてガッテン パプリカ

●材料
・焼いたパプリカ・・・赤と黄色各1/2個分
(5mm幅に切ったもの)
・水・・・500ml
・グラニュー糖・・・120g
・粉寒天・・・4g
・レモン汁・・・大さじ1

●作り方
1、水・粉寒天・グラニュー糖をよく混ぜて加熱する。

2、焼きパプリカを斜めに並べる。

パプリ甘天

3、(1)の鍋にレモン汁を入れる。

4、冷やした型の中に出来上がった液を入れる。

ためしてガッテン パプリカ

5、固まったら、型から取り出して切る。

ためしてガッテン パプリカ

焼いたパプリカは冷蔵庫で1週間ほど保存可能。

ガッテン流!パプリカしょうゆづけ握り レシピ

ためしてガッテン パプリカ
1、焼いたパプリカを3cmほどの幅に切る。

パプリカしょうゆづけ握り

2、わさびじょうゆを両面につける。

3、酢飯の上にのせたら出来上がり。

パプリカしょうゆづけ握り

赤パプリカで作る万能調味料「マッサ」↓
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